2020/07/17 ニュース

これが未来の消防車だ!? 「モリタ」のコンテストは、コロナ禍でも応募総数倍増!

第15回 未来の消防車アイデアコンテスト


消防車などの架装を手がけるモリタは、[第15回未来の消防車アイデアコンテスト」の結果を発表しました。

「未来の消防車アイデアコンテスト」は、全国の小学生を対象に、夢のある未来の消防車を募集するものです。豊かな発想力で描かれた「未来の消防車」は、消防車設計者をも驚かすアイデアが満載となっています。

15回目となる今年は、コロナウイルス感染拡大の影響で小学校や絵画教室の臨時休校となったため、締め切りを4月23日まで延長しました。その結果、過去最多となる1881作品の応募となりました。ちなみに、第14回は918通でした。


かたつむり消防車が最優秀賞に!


厳正なる審査の結果、最優秀賞には、群馬県の小学4年生、山口 蓮さんの「かたつむり消防車」が選ばれました。この消防車には、水、泡、粉、ガスが入ったカプセルが搭載されていて、それを現場に合わせて使い分けるのです。

このほかにも、7人の作品が入賞。それらは、モリタのウェブサイト(https://www.morita119.com/)に掲載されています。

最優秀賞の山口さんには、オリジナルグッズのほか、兵庫県の三田工場での表彰式/工場見学に招待されル予定。モリタの三田工場は、日本最大級の消防車製造工場で、国内の消防車の過半数がここで作られています。

そのほかの入賞7人にも、オリジナルグッズが送られました。



最優秀賞
山口 廉さん(9歳)
「かたつむり消防車」


この消ぼう車にのっているカプセルの中身は、水、あわ、こな、ガスで、火さいげん場に合わせて使いわけられます。火の中にカプセルが入ると中の消火剤がでてきます。こかたつむりは、火の中にも助けに行けます。きゅう助する人もされる人も、あぶなくないようにガードされています。



優秀賞
新谷沙彩さん(7歳)


たいようのひかりや雨水などのしぜんの力でうごくしょうぼうしゃです。てんとうむしロボのえがロボットに見えるようにこだわりました。



優秀賞
ホール大﨑エイミー才阿乃さん(8歳)


かき氷で火を消す消ぼう車です。



佳作
長池和澄さん(11歳)


この消防車は2900L入ります。2900L入るので水が切れてしまうことはほとんどありません。万が一水が切れてしまっても、薬のカプセルもたくさんあるため、どんな火事でもちん火できます。エネルギーはソーラーパネル、風力発電マシンでほぼカバーできるので、ガソリンをついだり電気を充電することはほとんどなくても大丈夫です。タイヤは1600℃まで耐えられます。



佳作
大友亮仁さん(10歳)


火災げん場にカラフルな消防車が助けにくると、火の中で苦しんでいる人が速く消防士に気づいてくれる。そして「生きたい」と希望をもってくれる。去年、世界中で山火事が起きていることを知った。もし、ぼくが住んでいる大分県の高崎山(サル1206匹)で火事が起きたらどうしようか?考えた。動物や人を早く助ける消防車を作りたい。炎の中で体温の低い動物や人をセンサーでみつける。すばやく遠かくそうさで走るバイクで助け出す。炎は、花や草の種が入っている水や粉をドローンで上空からまく。焼けあとからすぐに花や草が生える。何度も書き直しをして、いっしょうけんめいがんばった。



佳作
山本悠月さん(10歳)


外国で山火事が発生して住民が逃げている映像を見て、山専用の車両があまりないので考えました。



アイデア賞
図司実早紀さん(10歳)


この消防車はとくに色あいを考えてかきました。それに「一石二鳥」というアイデアを工夫しました。この消防車や、ひみつへいきを使って1人でも多くの命をすくいたいです。そして、みんなによろこんでもらいたいと思っています



アイデア賞
岩山以知さん(8歳)


シールドドローンでビルを水の膜(シールド)で包み込んで火が燃え広がることを防ぎます。色々な仕事をするドローンを積んで、ドローンキャリアー消防車は火災現場にかけつけます。ドローンキャリアー消防車のフロントガラスは避難指示が表示されます。



モリタ
https://www.morita119.jp

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