2017/12/10 ニュース

日産、リーフとノートe-POWERを利用したカーシェアリングサービスを開始

日産自動車がインテリジェントモビリティの取り組みを特徴としたカーシェアリングサービス「NISSAN e-シェアモビ」を2018年1月15日から開始する。これに伴い2017年12月8日より会員募集をスタートした。
「NISSAN e-シェアモビ」は、クルマの電動化や知能化に向けた技術開発を進める「ニッサン インテリジェント モビリティ」の取り組みを活用。電気自動車ならではのドライビングの楽しさと快適さを提供する電動化技術と、自動駐車機能などの知能化技術を体験できるカーシェアリングサービスとしている。1月のサービス開始時に利用できるのは「リーフ」と「ノート e-POWER」の2車種。約30のステーション(東京、神奈川、静岡、大阪、兵庫、京都、志賀、奈良、和歌山など)からスタートして、順次ほかの地域にも拡大していく。このサービスは「安心」、「快適」、「気軽」という3つのキーワードにより、これまでのカーシェアリングサービスにない付加価値を提供するものとしている。
■安心
自動運転技術「プロパイロット(※)」や、3つの操作で駐車に必要なステアリング、アクセル、ブレーキなどの操作を自動制御する「プロパイロットパーキング(※)」、上空から見下ろしているような映像でスムーズな駐車をサポートする「インテリジェント アラウンドビューモニター」などの機能によって、ドライバーの運転をサポート。さらに万が一の事故に備えてドライブレコーダーを全車に装備する。※:リーフのみに搭載。
■気軽
月額料金(1000円)は2018年7月末まで無料。サービス開始時は時間のみの課金料金システムとして、利用頻度に関係なく入会しやすい会員制度とした。利用距離による料金加算がないため、距離を気にせずにドライブを楽しめる。また、日産レンタカーでの利用料金が割引になるサービスなど、特典も充実している。
■快適
運転免許証をIDカードとするため、利用時のわずらわしさを軽減。車両の清掃が毎日行われるため、つねに清潔な室内空間で快適に移動できる。ドライブサポートとしてお薦めルートガイド設定やオペレーターによるナビサポートも利用可能。車両にはETCカードが搭載済みのため、ETCカードを持っていない人でもETC料金で高速道路などの有料道路を利用可能(ETC料金は利用者負担)だ。 
料金体系は以下のとおり。■ショートタイム:200円/15分■パック:6時間 3500円、12時間 5500円、24時間 6500円■アーリーナイト(18〜24時):2000円■レイトナイト(24〜6時):2000円■ダブルナイト(18〜6時):2200円■ビジネスナイト(17〜9時):2500円 会員登録はこちら→https://e-sharemobi.com
 なお、「NISSAN e-シェアモビ」は日産カーレンタルソリューションとの共同事業である。また、サービスのシステムは、カーシェアリングサービスのプラットフォームとしてすでに多くの実績がある日本ユニシスのモビリティサービスプラットフォーム「smart oasis for Car sharing」を利用している。 
日産自動車http://www.nissan.co.jp
 

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