2020/03/11 カー用品

カーメイト初。クラウドファンディングで子供の見守り端末「coneco」を開発し販売。メッセージの送受信でコミュニケーションも取れる

カーメイトは、子供の居場所がリアルタイムでわかる、メッセージ送受信機能付き端末「coneco(コネコ)」を開発。これをカーメイトで初となるクラウドファンディングにて先行販売している。プロジェクト実施期間は2020年4月20日まで。発売は7月以降の予定。

「coneco」プロジェクトサイト(Makuake)
https://www.makuake.com/project/coneco/


「coneco」はGPSを内蔵した通信機器。子供が携帯することで、保護者がスマートフォンでリアルタイムに子供の位置を確認できる見守り端末だ。過去の位置情報端末も確認できるので、子供がどこで寄り道したのかなど、経路を調べられる。



また、スマートフォンから保護者がメッセージを送ると、子供は端末から定型文を返信できるといった双方のコミュニケーションも図れ、親も子供も安心できる仕様となっている。



サイズは43mm×106mm×16mmで、重量は61gと軽量コンパクト。2.9インチのディスプレイを搭載し、上・下の選択ボタンと決定ボタンの計3ボタンのみで子供でも簡単に操作できる。非発火型バッテリーを搭載するほか、生活防水仕様となっており、安全性や使い勝手を考慮している。


●あらかじめ登録したエリアに子供が到着・出発した際にスマートフォンへ通知する「エリア通知」と、電車やクルマなどの乗り物での移動を検知して通知する「のりもの通知」機能もある

「coneco」の価格は1万9800円。現在、クラウドファンディングサイト「Makuake」では、先行販売特別価格として1万4850円、早割購入価格で1万2870円(限定40セット)で販売中だ。

利用には月額480円(クレジットカード決済のみ。利用開始月内は無料)がかかるほか、スマートフォンに専用アプリをインストールする必要がある。iPhone(iOS11以降)およびAndroid OS(Android 6.0以降)搭載のスマートフォンに対応。


スマホアプリ開発の知見が生かされる

最近のカーメイトはクルマ用品の製造・販売だけでなく、スマートフォンアプリの開発などソフトウェア技術を活用した製品開発を強化している。「coneco」もそうした技術を用いて開発されたもので、クルマ以外の用途では初のIoT製品。子供を持つ親の不安に焦点を当てて、ほかにはないメッセージでコミュニケーションが図れる「見守り端末」として開発されたものだ。

「coneco」は2020年7月以降の発売を予定しているが、新たな試みとしてクラウドファンディングを実施。このプロジェクトは大手クラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」にて2020年2月20日より実施している。カーメイトがクラウドファンディングという形態を選択したのは、おもに資金調達と製品プロモーションのためだそうだが、ママやパパ、そして子供の安心をつなげるアイテムとして、クルマ用品以外の新たなユーザーの獲得にも大きく貢献しそうだ。

「coneco」の詳しい情報はこちら
https://www.carmate.jp/coneco/

<問い合わせ>
カーメイト
https://www.carmate.co.jp

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