2020/03/05 ニュース

2020 ワールド・カー・アワードのトップ3にマツダ車が2台!

2020年3月5日、2020 ワールド・カー・アワードのトップ3ファイナリストが発表された。トップ3は、キア テルライド、マツダCX-30、マツダ3。マツダ車が2台ファイナリスト。なお、ワールド・カー・デザイン賞のトップ3にもマツダ3が選ばれている。

ワールド・カー・アワード(以下WCA)は11年前から毎年ジュネーブショーの初日に各部門のファイナリストを発表してきた。しかし今回は新型コロナウイルスの影響でショー自体が中止。それに伴い、ファイナリストの発表・記者会見も中止せざるをえなかった。

今回のジュネーブショーは、プレスデーに予定されていた各メーカーのさまざまな発表をオンラインで実施。それらの発表と重ならないよう、WCAは3月5日にオンラインで5部門のファイナリストを発表した。

ファイナリストは、下記のとおり。

■ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー賞(本賞)トップ3

・キア テルライド


・マツダCX-30


・マツダ3


■ワールド・アーバン・カー賞トップ3

・キア ソウルEV


・ミニ エレクトリック


・フォルクスワーゲン Tクロス


■ワールド・ラグジュアリー賞トップ3

・メルセデス・ベンツEQC


・ポルシェ911


・ポルシェ タイカン


■ワールド・パフォーマンス賞トップ3

・ポルシェ 718スパイダー/ケイマン GT4



・ポルシェ911
・ポルシェ タイカン

■ワールド・カー・デザイン賞トップ3

・マツダ3
・プジョー208


・ポルシェ タイカン

※ワールド・グリーン・カー賞は今回からなくなった

以上のとおり、マツダ3は2賞を獲得できるチャンスが残されている。見事100周年に華を添えられるだろうか? またポルシェ タイカンは3部門で受賞可能、ポルシェ911も2部門で受賞の可能性がある。

厳正で詳細な評価、そして2回のインターネット投票、名門会計事務所KPMGによる集計をへて、ワールド・カー・パーソン・オブ・ザ・イヤー賞も含む6部門の最終発表・表彰式は4月8日のニューヨークショーで行われる。各部門の受賞車(者)の結果は、アカデミー賞のように開封される瞬間まで関係者にもまったく知らされていないという。

発足して17年目となるWCA(本拠地はカナダ・トロント)は、独立した団体として世界的に認知され、そのポジションを確立。世界の各自動車アワードのなかで、WCAは6年連続でメディアの露出で世界一の座を獲得し続けている(プライム・リサーチ調査会社による)。世界のどのメーカー、出版社、団体からも独立し、世界25カ国で活動する85人の選考委員の投票によって、中立的に対象車を評価しているのが特徴だ。

〈文=driver@web編集部〉

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