2019/09/30 ニュース

スズキがインドで若者向け小型SUV「エスプレッソ」を発売

スズキは2019年9月30日、インドの子会社であるマルチスズキインディア社（マルチスズキ）から新型の小型SUV「S-PRESSO（エスプレッソ）」を発売した。

●インドで発売した小型SUV「S-PRESSO（エスプレッソ）」
新型「エスプレッソ」は、エスクードなどスズキのSUVの流れをくむデザインを採用。存在感のあるフロントバンパーや、台形をモチーフとしたフロントグリル、ウインカーをつかむように配置したヘッドライトを組み合わせることで力強くタフな印象を与えている。また、フロントからリヤにかけてデザインイメージを統一させることで、どこから見ても「エスプレッソ」とわかるようにしている。インテリアは、丸型のセンターコンソールを採用。先進性をイメージさせるデジタルメーターをセンターに配置。室内空間を最大限に確保しながら、大型スーツケースも納められる荷室スペースを確保するなど、快適性と利便性を両立させているという。「エスプレッソ」は全長3565mm×全幅1520mm×全高1549／1564mmと、全長はジムニーシエラ（3550mm）ほどで、全幅は軽自動車よりも45mm広い程度だ。プラットフォームは「HEARTECT（ハーテクト）」のＫプラットフォームを採用。パワートレーンは1リットルガソリンエンジンに5速MTもしくは5速AGSを用意。軽量・高剛性の車体との組み合わせで、優れた燃費性能と高い走行性能を実現。インドで2020年4月に導入される新しい排出ガス規制（BS6）に対応する。2018年度のインドでの乗用車市場は約337万台あり、そのうち約6割を全長4ｍ未満のコンパクトカーが占めているという。新型「エスプレッソ」はデザインを重視したクルマ選びをする傾向のある若年層をおもなターゲットとして開発。デザイン性の高いモデルの投入で、新規需要の獲得を狙う。マルチスズキのマネサール工場で製造し、同社のアリーナ店で販売する。＊製品仕様などは発表時のもの

スズキhttp://www.suzuki.co.jp/

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