2019/01/28 ニュース

オープン時の最高時速は325km/h! マクラーレンが720Sスパイダーを発表

世界最速レベルのオープンスポーツ

ブリティッシュスーパーカーブランドのマクラーレン オートモーティブ アジアは2019年1月28日、スーパーシリーズの720Sにオープンモデルのスパイダーを追加し発売を開始した。日本へのデリバリーは2019年の3月を予定。価格は3788万8000円から。

●リヤの後端上部には、自動でせり出す格納式のリヤスポイラーを備えている

●クーペと同様、ディヘドラルドアと呼ばれる上方向に跳ね上がるドアを備える

720Sクーペと同等の動力性能をもった、世界最高レベルのオープン2シーターが誕生した。電動リトラクタブルハードトップを採用し、クローズド時はクーペモデルのような流麗なフォルムとなる。オープンの開閉に要する時間は、わずか11秒。作動音も非常に静かに抑えられており、50km/hまでなら走行中も開閉操作が可能だ。
●リトラクタブルハードトップは、開閉に11秒しかかからず、スーパーカークラスでは最速。動作もスムーズで、無音で動いていると思えるほど静かだ
さらにこのルーフには凝った仕掛けが施されている。カーボンファイバー製のリトラクタブルルーフのパネルには、ガラス張りも選択が可能。このエレクトロクロミック グラスと呼ばれるガラスは、ワンタッチで透明か半透明の状態を切り替えできる機能も備えているのだ。日光を取り入れるのも遮るのも、自由自在という便利な機能である。

●センターには8インチの液晶ディスプレイが取り付けられ、オーディオやナビゲーション、クライメートコントロールなどを集約している
4LのV8ツインターボエンジンをミッドに搭載し、720馬力/770Nmを発生。わずか1332kgの軽量ボディも相まって、そのパフォーマンスは、0→100km/h=2.9秒、0→200km/h=7.9秒、オープン時の最高速度325km/hという最高レベルの性能を発揮する。
●10本スポークの鍛造アロイホイールは、720Sスパイダー専用のデザイン。フロントは19、リヤが20インチの異径サイズを採用している

●正本代表がプレゼンで説明していた、マクラーレンの販売台数。前年比約44%増の好調ぶりで、日本は世界で4番目に売れている市場だそうだ
グローバルでも日本でもともに2018年は、販売実績が前年比44%の成長を見せている、マクラーレン。この720Sスパイダーの登場で、さらに盛り上がりを見せるかもしれない。 <文と写真=編集部・青山>
 ■720S スパイダー(MR・7速DCT) 主要諸元 【寸法mm・重量kg】 全長×全幅×全高:4543×2059×1196 ホイールベース:2670 車両重量:1332 乗車定員:2人 【エンジン・性能】型式:M840T 種類:V8DOHCターボ 総排気量:3994cc 最高出力:537kW(720ps)/7500rpm 最大トルク:770Nm(78.5kgm)/5500~6500rpm 使用燃料・タンク容量:プレミアム・ーL WLTCモード燃費:ーkm/L 最小回転半径:ーm  【諸装置】サスペンション:前後ダブルウイッシュボーン ブレーキ:前後Vディスク タイヤ:前245/35R19/後305/30R20 【価格】3788万8000円 詳しくはコチラ↓マクラーレン オフィシャルサイト 

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