2018/12/08 ニュース

ホンダジェットが型式証明取得! ついに日本の空を自由に舞う日が来た!?

ホンダの航空機事業子会社のホンダ エアクラフト カンパニー(HACI)は、国土交通省航空局から「HondaJet Elite(ホンダジェット エリート)」の型式証明を2018年12月7日に取得したと発表した。型式証明は、国土交通省航空局が定める強度、性能、安全性、機能および信頼性に関する基準を満たすことを照明するもので、これにHondaJetが認証されたのだ。2018年8月発表のリリースでの取得見込みは2019年前半だったから、当初の予定より早まったということになる。HACIは日本のディーラーである「HondaJet Japan」で、2018年6月より「HondaJet Elite」の受注を開始。現在までに10機を超えるオーダーがあるという。今回の型式証明取得によって、2018年内に顧客へのデリバリーを開始する予定だ。国内納入先第一号は一体どこ? ってやっぱり気になっちゃいますよねぇ。 
■八郷隆弘 Honda代表取締役社長のコメント
「今回、多⼤なご理解とご協⼒をいただいた国⼟交通省航空局の皆様には、厚く御礼を申し上げます。空を⾃由に移動できるモビリティーの実現は、Honda にとって、創業当初からの夢であり、本日、Honda 創業の地である日本で型式証明を取得することができ、心よりうれしく思います。これはHonda の『すべての人に生活の可能性が拡がる喜びを提供する』という想いの具現化の一つです。Honda は、お客様の生活の可能性を拡げるチャレンジを今後も続けていきます」 
藤野道格 HACI 社⻑ のコメント
「Honda のホームグラウンドである日本で型式証明を取得でき、とてもうれしく思うとともに、先進技術の開発やこれまでの取り組みが報われる想いです。今回、型式証明を取得したHondaJetElite は、従来のHondaJet をさらに進化させた最新型モデルで、日本のお客様に快適な移動を提供することができると確信しています。今後、HondaJet Elite の販売を通じ、日本でもより⾝近にビジネスジェットを利⽤できる新しいモビリティー社会の実現を目指していきたいと思います」 

[HondaJet Eliteのおもな特徴]

・航続距離:クラス最長の1437ノーティカルマイル(約2661km)・ノイズ低減エンジンインレット(空気取り入れ口構造):エンジンインレットに、客室内のノイズを低減する新構造を採用・飛行マネジメント機構:すべての飛行フェーズにおいて速度や巡航高度、燃料消費率などを最適化する飛行計画を自動生成・離着陸距離マネジメント機能:気温や標高、機体重量などに基づき必要滑走路長、Vスピードおよび適正な上昇/進入角度などを自動計算・機体安定性および安全性強化機能〈オプション〉:運用限界を超える領域での飛行を防ぐ機能・ゴーアラウンド時の自動操縦機能〈オプション〉:ゴーアラウンド時にも自動操縦機能を保持し、パイロットの負荷を軽減・機体カラーに新しい特別色を追加〈オプション〉:アイスブルー(Ice Blue)/ルビーレッド(Ryby Red)/マナークオレンジ(Monarch Orange)の3色を追加・Bongiovi(ボンジョヴィ)オーディオシステム〈オプション〉:航空業界初のスピーカーレス室内音響システム・その他機内装備〈オプション〉:ベルト付き化粧室シート、新デザインギャレー(厨房)、2トーンカラーの皮革製エグゼクティブシート 
ホンダhttp://www.honda.co.jpホンダジェットhttp://www.honda.co.jp/jet/ https://driver-web.jp/articles/detail/9664/ 

RANKING