2024/06/12 カー用品 PR

【Tiger Auto × Jeep】Jeepで行く、絶景ドライブ&キャンプ

Jeepには代表となるラングラーをはじめとして6つのモデルがラインアップされている。どのモデルにもJeepらしさはあるものの、その違いは? そんな女子編集部員の素朴な疑問に答えるべく、今回はラングラー、グラディエーター、レネゲードの3モデルとともにキャンプ旅に出ることに。それぞれのクルマを乗り替えながら実際に使い倒して見えてきたこととは?



Pure Driving Fun

■寄り道しながらの旅で気づく。
 ドライブが素直に楽しい!

6月某日の編集会議にて。「Jeepってラングラーだけじゃないんですか!?」と真顔で聞き返す女子編集部員の忌憚のない意見に、ハッとさせられた。自動車ライターという仕事柄、数多くのクルマに接する筆者でもJeepブランドの代名詞といえばラングラーという認識で、その他のモデルへの試乗経験はあるものの、イマイチ印象が薄い。ラングラーだけでもルビコンとサハラ、PHEV(プラグインハイブリッド)の4xe、ピックアップトラックのグラディエーターという多彩ぶりだ。

そのほかもエントリーモデルのレネゲード、コンパス、7人乗り3列シートのコマンダー、フラッグシップのグランドチェロキーという充実のラインアップ。スタッフ一同、あらためてJeepブランドの魅力やカスタムの醍醐味に触れてみようということで、Jeepカスタムのオーソリティ、タイガーオートのデモカー(グラディエーター、レネゲード4xe)と、USカスタムホイールブランドの正規輸入元で、日本オリジナルのXTREME‐Jシリーズを展開するMLJのデモカー(サハラ)を駆り、高速道路やワインディングなどでそれぞれの走りを確かめながら、夏真っ盛りの信州・車山高原のキャンプ場を目指した。

朝まだき。地平線から太陽が顔を出し始めたころに中央自動車道に入り、ガラ空きの下り線をひた走る。筆者がハンドルを握るレネゲード4xeのドライブモードをE‐SAVEにセットしてバッテリー消費を抑えながら粛々とクルージング。その理由は標高1500mのキャンプ場に続くワインディングでポテンシャルを解き放つための余力をキープしておくため。

1.3Lのガソリン直4ターボは黒子に徹し、モーターとの切り替わりがとてもスムーズ。小淵沢ICを過ぎた付近で最高標高点の1015mに達すると、諏訪までひたすら下り坂。回生ブレーキを効かせながらバッテリーに蓄電する。

諏訪ICを降りたらパワースポットの諏訪大社の上社・本宮を訪ね、旅の安全を祈願。お参りのあとは信州でもっとも大きな湖、諏訪湖のほとりをドライブしながらキャンプの「お楽しみ」を入手するべく、国道20号沿いの蔵元へ。

宮坂醸造。諏訪大社の「真澄の鏡」から戴いた「真澄」の酒名でおなじみの酒蔵で、創業は1662(寛文2)年。優良酵母として知られる七号酵母発祥の酒蔵であり、八ヶ岳山系や南アルプス山系の伏流水、冷涼な気候、酵母、作り手の織り成すハーモニーが至高の一献として玉成される。それは80年以上の歴史を持つJeepブランドにも相通ずるところがある。

Renegade


●ガソリンモデルに比べブレーキキャリパーがサイズアップしたレネゲード4xeに履けるXJ06。サイズは17×7.5Jインセット40

Gladiator


●ビジュアルのインパクトだけでなくトーイング時の排気避けにも効果のある斜め出しのマフラー。バンパーステップは荷台の乗降性を高める


●35インチなど大径タイヤを履かせるのに必須のリフトアップ。タイガーオートでは30mmアップコイルスプリングを試作。乗り心地に配慮した

宮坂醸造
長野県諏訪市元町1-16 
TEL:0266-52-6161
https://www.masumi.co.jp


●さまざまな真澄製品をはじめ、こだわりの食品、器、雑貨をそろえた「セラ真澄」にて。「酒のある和やかな食卓」を提案している


●重厚な味わいの山廃造り、生原酒、スパークリングなど、蔵元ならではの豊富な品ぞろえ



Super Camping Gear

■キャンプの相棒として
 こんなにも頼れるクルマはない。

諏訪湖ドライブのあとは全長70kmのビーナスラインへ。蓼科高原、八ヶ岳山麓、白樺湖、車山高原、霧ヶ峰、美ヶ原といった高原を縦走する日本有数の観光道路で、ウインドー越しに見える大絶景や咲き乱れる高山植物は長旅の疲れを忘れさせてくれるほどすばらしい。

筆者の駆るレネゲード4xeは本領発揮とばかり、ドライブモードを「SPORT」に。ガソリンエンジンと電気モーターの協調でワインディングを力強く駆け抜ける。カスタムはブレーキキャリパーのサイズが大きいPHEVにフィットするXTREME‐JのXJ06を中心にしたメニューだ。

P.C.D.(ホイールを固定するボルト/ナットの中心線を結んで描かれる円の直径)が110(レネゲードやMP系コンパス)と127(JL/JKラングラー)の双方に履けるマルチピッチタイプで、ボルト固定式のレネゲードには付属のハブリングを使って取り付ける。PHEVのビッグキャリパーとの干渉を防げるアルミホイールは数少なく、ジープユーザーにとって使い勝手のいいモデルだ。

タイヤはBFグッドリッチのホワイトレター、トレールテレーンT/A。ドレスアップ効果もさることながら、ロードノイズも抑えられ快適性を損なわない優等生だ。

SUVやクロカンは屋根上の活用術もカスタムポイントのひとつだが、レネゲードはMOPARのルーフバスケットとRhino‐Rackのベースキャリヤ、日除けになるサイドオーニング(サンシーカー2.0m)を装着している。

フルサイズピックアップトラックのグラディエーターは「らしさ」を際立たせるために、35×12・5R17のマッドテレーンタイヤとBLACK RHINO FUJI(ブラックライノ フジ)の17×8.0インセット38の組み合わせ。これを収めるためフロントフェンダーをタイガーオートオリジナルのハイラインフェンダーに変更。コイルばねは30mmアップの試作品だ。

ピックアップトラックの醍醐味は荷台のカスタマイズ。タイガーオートでは「やぐら」のようなベッドラックを組み付け、ABRのルーフトップテントESPERANCE(エスペランス)を搭載。5ドアのラングラーに比べて許容荷重値が高いのもグラディエーターの利点で、オーバーランドテイストの「車上泊」を手軽に楽しめる。

標高1500mを超える車山キャンプスカイフィールドは「天空の楽園」の表現がピッタリ。全11サイトのこぢんまりとしたキャンプ場で、日中でも蒸し暑さとは無縁。ルーフトップテント内やオーニング下など、各々のスタイルで爽やかな高原キャンプを満喫した。




●ルーフトップテントを展開し荷台に満載したキャンプギアを降ろしたら、アオリ戸をベンチ代わりに女子トークで盛り上がる。こうした非日常を味わえるのもキャンプの醍醐味


●サイドオーニングはシンプルな手巻き式。2人で息を合わせながら幕を引き出し、脚を地面に固定する。女子編集部員はキャンピングカーの取材経験が豊富で、慣れた手つきで作業する


●レネゲード4xeにはオシャレなMOPARのルーフバスケットと、Rhino-Rackのベースキャリヤを介してRhino-Rackサンシーカー2.0mオーニングを装着


●ピックアップトラックの荷台の使い勝手を格段に高める、アオリ戸を囲う頑丈なベッドラック。側面に携行コンテナをマウントしルーフトップテントとサイドオーニングを装着

八ヶ岳・南アルプスを一望できる
最高のロケーション

車山キャンプスカイフィールド
長野県茅野市北山3414-334
TEL:0266-68-2221
http://www.kurumayama-camp-sky-field.com

八ヶ岳、南アルプスを望む最高のロケーションにある天空のオートキャンプ場。標高が1500mを超えるため真夏でも気温が20℃を下まわることも多く、とても快適に過ごせる。星空観測やトレッキングの拠点にもオススメ。

〈文=湯目由明 写真=佐藤亮太〉

■問い合わせ先
タイガーオート
TEL:049-286-6644
https://www.tigerauto.com


取材協力:車山キャンプスカイフィールド

ドライバーWeb編集部

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