2018/07/20 ニュース

SF19、コックピット保護デバイス「HARO」の開発テストを実施

トヨタ、ホンダの両エンジンが走る

スーパーフォーミュラ(SF)を運営するJRP(日本レースプロモーション)は2018年7月20日、次期車両「SF19」の第2回開発テストの日程と概要を発表した。開催日は7月31日と8月1日の2日間。場所は第1回と変わらず、富士スピードウェイだ。前回はホンダエンジン搭載車のみだったが、今回はトヨタエンジン搭載車もテスト走行するそうだ。
©️JRP ●HAROが付くのかどうかは、今回のテスト結果次第。写真のテスト車両とHARO付きの両方が見られる、唯一の機会となる可能性も?
ホンダはTEAM MUGENがテストを担当し、ドライバーは山本尚貴。トヨタはJMS P.MU/CERUMO・INGINGが担当し、石浦宏明と国本雄資の2名体制になる予定。そして今シーズンからF1でも採用され、フォーミュラEやほかのカテゴリーでも装着が増えてきているコックピット保護システム「HARO」も今回はテストされるようだ。前回の発表会の際にはこのHAROに対し、倉下 明JRP社長が「装着が可能かどうか、さまざまな観点で検討していく」と答えていたが、早くもテストする機会が訪れる。
©️Redbull ●こちらは今季のレッドブルのF1マシン。コックピットの上に付くロールバーのようなパーツが、HARO。ドライバーの頭部保護が目的の安全装備だ
現在国内にHAROは1セットしかないため、初日にホンダ車、2日目にトヨタ車と交代で実装することになる。テストでは、シグナルや各ポストなどの視認性の確認がおもになる予定だ。テスト当日は、両日ともに観覧可能。平日だが、HARO装着車両を一足先に見られる絶好のチャンスでもあるので、興味のある人は富士スピードウェイに行ってみよう! テストスケジュールは以下の通り。7月31日(火)走行時間:9〜11時、13〜14時、15〜16時8月1日(水)走行時間:9〜12時、13〜14時、17時30〜18時30分 

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