2018/06/20 ニュース

[新型フォレスター]e-BOXERと2.5Lは悪路走破性が違う!?

フォレスターの売りでもある悪路走破性。パワートレーンの違いで、その性能も違うのだろうか?開発主査である布目氏いわく、「例えば自分の足で段差を乗り越えようとするとき、慎重になりますよね。ドカッとは乗り越えない。クルマも同じです。モーターのいいところは、レスポンスのよさ。ちょっとしたアクセル操作で、すっとトルクが出る。だから、意のままの慎重なアクセル操作が可能なのです」イメージでいくと、2.5Lよりもe-BOXERは悪路を「スムーズに走れる」。絶対的な悪路走破性にはほとんど違いはないそうだが、アクセル操作に対するクルマの動きが機敏なので、低速域での車速コントロールがスムーズに行えるのだ。ちなみにe-BOXERのモーターはXモードとも協調していて、選択した走行モードに合わせてトルクの出方などを最適制御しているという。

なぜ「ハイブリッド」ではなく、「e-BOXER」なのか

そういえば、なぜ「ハイブリッド」という言葉を使わないのか……。開発陣いわく、「一般的に理解されているハイブリッドと、現在のスバルのモーターアシストはちょっとイメージが違うため」。ハイブリッドといえば燃費のよさが先にくるが、スバルのモーターアシストはお世辞にも燃費がいいとはいえない……ということだろうか。そのため、水平対向エンジンの愛称である「BOXER」に電気の「e」を付けた、「e-BOXER」という名称でコミュニケーションしようとしているのだ。なんと事前の受注活動では、e-BOXER搭載の「アドバンス」グレードが4割を超えているという。

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