その名も “超” ！　ワイドキャビンの「スーパーキャリイ」登場

●D車の “ジャンボ” より明らかにキャビンがでかい！
5月16日、スズキは新型軽トラック「スーパーキャリイ」を発表し、同日より発売した。同車は「キャリイ」に対し、キャビンを後方に460㎜拡大。これにより、奥行き250㎜のシートバックスペースを創出。室内空間の拡大により、クラストップの運転席リクライニング角度（運転席40°／助手席24°）とシートスライド（運転席180㎜／助手席100㎜）を実現した。

「スーパー」は全車ハイルーフ仕様で、頭上に荷物を収納できるオーバーヘッドシェルフも装備。また、助手席には前倒し機構のほか、シートバックテーブルも備わる。

●荷台はこうなってます
キャビンを拡大した分、荷台スペースの減少が気になるところだが、荷台床面をキャビン下まで伸ばした（空間を設ける）ことで、コンパネも積める1975㎜のフロア長を確保している（荷台長は1480㎜）。予防安全技術では４輪ABSのほか、超音波センサーによる軽トラック初の「誤発進抑制機能」と「後方誤発進抑制機能」を採用し、全車に標準装備した。

グレード展開は上級仕様の「X」、ベーシックな「L」の２タイプ。いずれも2WDと4WDをラインアップし、トランスミッションも5速MT・3速AT・5速AGSの3種を設定。幅広いニーズに対応する。併せて「キャリイ」シリーズも、前後の誤発進抑制機能を標準装備（KX、KCスペシャル、農繁スペシャル）したほか、オプション設定車を増やし安全装備の充実を図った。近年、趣味の道具として乗用ユースの需要が拡大している軽トラ＆バン。この夏にはホンダ「Nバン」も登場を控え、にわかに軽商用車市場が盛り上がってきましたよ。スーパーキャリイ価格：97万4160（「L」2WD・5速MT）〜133万9200円（「X」4WD・5速AGS）

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●外板色は左上から「ブルーイッシュブラックパール3」、「ノクターンブルーパール」、「ガーデニングアクアメタリック」、「スペリアホワイト」、「シルキーシルバーメタリック」の全5色（写真は「X」）

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その名も “超” ！ ワイドキャビンの「スーパーキャリイ」登場

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