2018/04/19 ニュース

インドネシア＆インド市場における スズキの戦略モデルが全面刷新

編集部（m-tsuchida）

スズキのインドネシア子会社「スズキ・インドモービル・モーター社」は、「エルティガ（ERTIGA）」を全面改良し発表した。エルティガは、2012年4月よりインドネシアとインドで生産・販売を開始した、3列シートの7人乗り多目的乗用車。1家族あたりの人数が多いインド市場は、排気量2L以上の車格が主流。そこに、コンパクトながら3列目に大人が乗れる室内空間と居住性、取りまわしのよさを売りとした初代。エンジンは1.4Lガソリンと1.3Lディーゼルを設定した。同車は18年2月末までに、両国内での販売および輸出を通じて、世界70以上の国と地域で累計68万台を販売してきた。
 ●こちらは12年発売の初代。顔は先代スイフト似
新型は新プラットフォーム「HEARTECT（ハーテクト）」を採用。全長を130㎜延長し、より広い室内空間と荷室スペースを実現。エンジンは、新開発の1.5Lガソリンを搭載する。外装は、高級感のあるフロントグリルやダイナミックなショルダーラインで、力強さとエレガントさを表現。内装も、木目調の加飾をあしらった上質な仕立てとした。インドネシアの自動車市場は、約3割を多目的車カテゴリーが占めている。新型エルティガの投入により、スズキは同カテゴリーにおいてさらなる拡販を図る。また、インドネシアに続きインドでも同車を生産し、両国より順次輸出も開始する予定だという。

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