2018/03/15 ニュース

すべりませんなぁ。セレナ eパワー試乗!

ベストセラー、間違いなし!?

2018年3月1日に発売された、セレナの大本命「eパワー」。システムこそノートと共通だが、モーター出力25%、バッテリー容量20%、エンジン出力7%それぞれアップさせ、車体の重さを考慮したリセッティングを実施しセレナに対応。特にトルクは320Nmと3Lエンジンクラスと同等になり、より強力でスムーズな加速を手に入れた。注目はシステム以外にも多い。eパワードライブ(ワンペダル運転)による運転疲労低減と同乗者の快適性アップ。従来のSハイブリッド仕様からさらに向上させた静粛性。クラストップの低燃費性能。そして同一車線自動運転を実現したプロパイロットシステムなどだ。今回の試乗会では、このなかからおもにワンペダルでの運転と、プロパイロットを試してみた。

 

ワンペダル運転は慣れるとメチャ楽!

セレナeパワーは、今回が初めての公道試乗となったわけだが、もうひとつの初もあった。今月から弊誌編集部に新加入した、若手女性編集者「トーコ」の初めての試乗でもあったのだ。彼女は、まだ20歳台のフレッシュウーマンなのだが、限りなく一般の方々に近い目線の持ち主でもある。その目に、セレナeパワーはどう映ったのか? eパワードライブの感想を語ってもらった。「最初、『e-POWER Drive』の説明を聞いたときには、アクセルペダルを離すと急激に減速するジェットコースターのような感覚を想像した。ということは、つねに緊張してアクセル操作をしなければならないのでは?と思ったのだが、そんなつまらない心配は走り出してすぐに消えた。まず、操作がしやすい。例えば交差点のかなり手前で信号が赤に変わり、スムーズに減速したいときなどは、ゆっくりアクセルペダルを離せばスムーズに減速していく。同乗者に気を遣いながら、なるべくかっくんブレーキにならないようにブレーキをコントロールする必要はゼロだ。その感覚は、まるで自分のドライブテクニックが上手になったのではと錯覚するほど。この点を開発者に聞いてみると、実際にeパワードライブでは、ペダル操作の思考力が加わって運転がうまくなると言うのだからおもしろい」
 もうひとつの注目ポイント、プロパイロットを試したが、じつはプロパイロットシステムとeパワーとの組み合わせは、このセレナが初めて。トルクフルなモーター駆動と相性がいいと言われるプロパイロット、その親和性に注目した。結果はうわさ通りで、前走車への追従もSハイブリッドに比べれば格段にスムーズだ。プロパイロットの操作方法も動画にまとめてある。作動はわずか2アクションで簡単なところも必見だ!

 

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