2018/02/19 ニュース

日本人初の快挙! 勝田貴元、WRC2初優勝! Rd.02 ラリー・スウェーデン Day4

Rd.2 Rally Sweden 2018Day4 SS17~19

昨年王者に競り勝ち、堂々の勝利!

デイ2からクラストップの座を一度も明け渡すことなく、勝田貴元が見事WRC2クラス初勝利をあげた! 日本人としてももちろん初の快挙だ。ラリー・スウェーデンも残すところSS3本のみ。SS17と18は同じステージを2回走り、最終SS19は上位5人に別ポイントが与えられるパワーステージの構成。前日の夜から雪は降り続いているが、この日は曇りの予報。気温は相変わらず氷点下で、予想気温はー4度だ。昨年王者ですぐ背後の2位に迫るティデマンド(シュコダ)との差は、たったの12.2秒。ミスひとつで簡単にひっくり返ってしまう差でもある。オープニングのSS17。ステージベストをティデマンドに奪われ、勝田は2.4秒差でフィニッシュ。その差は9.8秒にまで縮まる。だが勝田はこのステージ後に「プレッシャーは感じていない」とコメント。直後のSS18では、逆にティデマンドに0.3秒差のセカンドベストで応酬する。最終SS19では4.5秒差にまで詰められはしたものの、見事にポジションを守りきり、初優勝を達成した!総合優勝はヒュンダイのヌービルが獲得。以下の順位も前日とほぼ変動はなかった。トヨタ勢は最終パワーステージを制したラッピの4位が最高。デイ2、3と路面に苦しめられたラトバラとタナックは7位と9位でフィニッシュしている。
SS19後 総合タイム1.T・ヌービル(ヒュンダイ)   2h52m13.1s2.C・ブリーン(シトロエン)   +19.8s3.A・ミケルセン(ヒュンダイ)  +28.3s4.E・ラッピ(トヨタ)      +45.8s5.H・パッドン(ヒュンダイ)   +54.4s6.M・オストベルグ(シトロエン) +1m15.3s

 

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