2018/01/22 ニュース

これが次期スカイライン? [デトロイトショー2018]

EV、e-POWER、そしてVCターボ……これが次期スカイラインなの?

米国デトロイトを舞台に開催された、2018年のNAIAS(北米国際自動車ショー、通称デトロイトショー)。ここで日産は、同社の高級ブランドであるインフィニティからコンセプトカーを出展した。
「Qインスピレーション」と名付けられたコンセプトカーは、次世代の中型セダンを提案。インフィニティの最新デザイン言語を最初に導入したモデルとなる。その外観は、シンプルながらダイナミックなボディラインが特徴。クーペのような流麗なラインで、今後のインフィニティセダンを指し示す1台となりそうだ。パワートレーンの想定は、次世代の小型4気筒ターボエンジン「VCターボ」。ピストンの上死点の位置をシームレスに変化させることで圧縮比を自在に変化。走行状況に応じ、最適なパワーと効率を提供し、ターボエンジンのパワーとディーゼルやハイブリッドエンジンの特徴である高い効率性を両立させるという。インフィニティのグローバルディビジョン理事のクリスチャン ムニエは、「プレミアムセダンセグメントは保守的になっていると感じます。インフィニティの『Qインスピレーションコンセプト』はモダンなデザインと新しいテクノロジーを求める若い世代にも魅力的に感じていただけるクルマです」と述べている。インフィニティの中核セダンといえば、Q50(日本名スカイライン)。次のスカイラインは、こんな感じなるということか!?
●流麗なルーフラインを持つ、モダンなスタイルが特徴
そんなインフィニティだが、1月16日に開催されたAutomotive News World Congressにて、2021年以降に電動パワートレーンを搭載した新型車を投入すると発表した。そのクルマは、上記のQインスピレーションのようなデザインでありながら、現行パワートレーンを進化させた新しいレベルの電動走行を提供するという。100%電気自動車(EV)と、電動パワートレーン「e-POWER」を搭載した車両の両タイプを発売。インフィニティも低排出ガス技術を全面的に導入するという。ついに、EV、そしてe-POWERにも「スポーツ」をうたえる後輪駆動モデルが誕生するのかも!

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