2022/01/25 ニュース

オデッセイ後継? 新型ステップワゴンの最上級「プレミアムライン」の正体

●ボディ上部がグラデーションに!?

2022年1月14〜16日に開催された東京オートサロン2022のホンダブースに、新型ステップワゴンが1台展示されていた。スポーティで精悍なルックスの白いステップワゴン スパーダだったが、リヤのエンブレムをよく見てみるとSPADAのエンブレムの下に「PREMIUM LINE」と小さく記されていた。スパーダ プレミアムラインは、その名のとおり、新型ステップワゴンの最上級モデルとして、その存在がすでにアナウンスされている。



■あくまでもショーカー。市販車では17インチタイヤを装着

新型ステップワゴンの開発責任者を務めるLPLシニアチーフエンジニアの蟻坂篤史氏にスパーダ プレミアムラインのショーモデルについて詳細を伺った。



「プレミアムラインは、これはもう単純明快。スパーダよりさらなる上質感を持ったモデルとして作りました。ただし、今回お見せしたのは、コンセプトモデル。市販モデルに対して若干、手を加えています。プレミアムラインはスパーダに対して、メッキが異なるのと、インテリアをさらに上質にしていますので、それを皆様にお見せしました。同時に、スパーダをさらにスポーティに振った形が、今回コンセプトモデルです。ドアミラーとルーフの色、タイヤ&ホイールのサイズをショーカー専用に変えています」



「もともとプレミアムラインは、(タイヤサイズでいえば、先代で唯一17インチタイヤを履いていたクールスピリットの後継にあたり)17インチを装着する予定なのですが、ショーカーでは18インチのOZレーシングのホイール、ポテンザのタイヤを履いてスポーティなイメージを強めています。車高は市販モデルより約15㎜ダウンさせ、よりスポーティに低重心に見せるということを意識して作ったものです」



「白いボディに対して上部を黒くすることによって、より伸びやかに見えるようにしています。伸びやかにするとスポーティに見えますよね。もう、ほとんど私の趣味も入っているんですけれども(笑)。こうしたら、カッコいいよなという感じでやりましたね。プレミアムラインの市販モデルは2トーンではありません。ショーカーは演出として、ボディ上部にかけてグラデーションをかけていますが、グラデーションの塗装は量産できません」

ドライバーWeb編集部

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