2022/01/07 動画

【動画】新型ステップワゴン実車見分…驚くほどのシンプルスタイル。2列目シートの動きが凄い

●解説は藤トモでもおなじみ、モータージャーナリスト藤島知子氏



2022年1月7日に初お披露目となったホンダの新型ステップワゴン。その実車を都内某スタジオで確認できる機会があった。正式発表は今春で、今回は価格、スペックなどは未公開。

ミニバン市場といえば、見た目オラオラ系が闊歩しているが、ホンダはその逆張り。今回で6代目となる新型ステップワゴンは、非常にシンプルなスタイリングを身にまとっている。

機種としては、 AIR(エアー)とSPADA(スパーダ)の2本立て。スパーダはおなじみだが、エアとは何者…? じつは先代の購入比率を見ると、ほとんどがスパーダ。いわゆる標準車は影に隠れてしまっていたのだ。例えばN-BOXは標準車とカスタムの2種類が用意されているが、その比率はほぼ半々。「どちらにも偏ることなく売れてほしい」というのがホンダの願いだ。その表れとして、標準車のほうに「エアー」というサブネームが与えられたわけだ。

エアは、シンプルを極めている。まさに空気のような…「でも空気は人間にとってなくてはならないものですよね? そういう存在になってほしいという思いを込めています」とはホンダ開発陣談。一方でスパーダはスポーティ路線と思いきや、先代よりも大人びた雰囲気。プレミアムな雰囲気さえ感じさせる。

賛否両論あった「わくわくゲート」は廃止。そのリヤスタイルはもう初代ステップワゴン! 家族をテーマに開発された新型は、群雄割拠のミニバン市場でどんな戦いを見せるのか注目。2列目のシートスライドにもホンダらしい仕掛けが用意されていたのだった!

〈文=ドライバーWeb編集部〉

ドライバーWeb編集部

RELATED

RANKING