2021/12/30 カー用品

ジープ ラングラーをキャンパースタイルに。ポップアップルーフ「TripTop」で広がる旅の空間とスタイル|RVランド・コンセプト

TripTopトリップトップ)
価格:96万8000円(予価)
 
TripTop
●ルーフアップ時の全高は2980mm(※純正車高の場合)。テント生地は有名繊維メーカーの高級品を採用する 




精度と品質にこだわった純国産ポップアップルーフ
 
 
荷室と後席をつなげて寝床にする車中泊。あれこれ工夫しても段差ができるので快眠にはほど遠い。
 
はやりのルーフテントはどうだろう。JKはレインガーター(雨どい)が短く、テントの基礎になるベースキャリヤの取り付けが難しい。耐荷重も考慮するとボディにキャリヤを固定する必要がある。
 
そこで、屋根を持ち上げると折り畳まれたテントが展開するポップアップルーフに注目。通常は屋根の一部をカットするなど車体側への加工が必要だが、着脱可能なフリーダムトップを生かし、車体をまったく傷付けずに無加工での取り付けを実現したのが、JK専用のポップアップルーフキット「TripTop(トリップトップ)」だ。
 
10セットをファーストエディションとして先行販売し、大好評のうちに完売。細部をブラッシュアップして正式販売がスタートした。
 
フリーダムトップのフロント側2枚を外し、ポップアップルーフの台枠を合体。ルーフトップを含めてFRP製のゲルコートフィニッシュとし、国内工場で熟練の職人が成形型に沿ってガラス繊維と樹脂を重ねて成形していく、ハンドレイアップ工法で仕上げている。
 
素材の質や国内生産にこだわる理由は、組み付け時に高い精度が求められるから。ラングラーとルーフのフィッティングは専用工場で1台ずつていねいに行う。
 
ルーフを閉じると全高は約1.9mで、ミドルルーフ風に見えるシルエットが美しい。ビジュアルと機能性を両立させた傑作だ。
 


TripTop
●Jeepの7スロットをかたどった、ルーフのシェイプライン。雨水を流す横スリットを追加
 
TripTop
●ルーフを閉じると全高は1910mm(※純正車高の場合)に。純正ミドルルーフと見紛うほど後付け感がない
 
TripTop
●4分割マットレスのサイズは2100mm×1140mm。屋根の裏地に防音のウレタンを貼った
 
TripTop
●パンタ式ヒンジとガスダンパー。スムーズな開閉を実現するために微調整を繰り返した
 
TripTop
●素地のままでも面が平滑で、仕上げのよさが伝わる。ボディ同色塗装は19万8000円
 


テントの開き方は3種類!
 
 
1. オープン状態
TripTop
●前面と左右が大きく開く。ロフトルームのような感覚で星空観察や花火観賞が楽しめる
 
 
2. メッシュ状態
TripTop
●小虫の侵入を防ぎながら風の通りをよくする、蚊帳のような感覚で使えるメッシュ状態
 
 
3. クローズ状態
TripTop
●就寝時のプライバシー保護と断熱、遮光性に優れたテント生地。張りの美しさにも注目
 
 
TripTop
●テント生地もファスナーも国内製なので開閉がスムーズ。生地は巻き上げてベルトで止める
 


オプションでサイドオーニングを用意
 
TripTop
●オプションのサイドオーニングはフィアマのF35。軽量・コンパクトな手巻きタイプ
 
 
 
〈文=湯目由明 写真=澤田和久〉
 


■問い合わせ先
RVランド・コンセプト
TEL:04-7157-7077
https://triptop.earth/

ドライバーWeb編集部

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