2022/01/14 新車

カーオブザイヤー三冠受賞! 日産ノート オーラ「プレミアムの新基準」

●好調なセールスを見せる日産のプレミアムコンパクト「オーラ」


豪華さや高価なものより、自分らしくありたい。そんな新しいプレミアムを味わわせてくれるのが、第2世代e-POWERを積んだ日産オーラだ。コンパクトなボディに新しい価値をギュッと詰め込み、プレミアムの新基準を打ち立てる。





第一章:エクステリア「そのオーラに引きつけられる」



2021年8月に販売を開始した日産オーラ。発売から2カ月で2万台以上の受注を集めるなど、人気のプレミアムコンパクトだ。プレミアムと一口に言っても、それは単に豪華さや高級さを求めたクルマとはちょっと違う。ユーザーの感覚に寄り添った新しいプレミアムの基準を打ち立てたといっていい。



まずなんと言っても見た目の存在感。キリッとしたヘッドライトで先進感を主張、ワイドボディがもたらす力強さは、街なかにあふれるコンパクトカーとは一線を画する。それが嫌味なく、シンプルかつ美しくまとめられているのがオーラの特徴だ。彩り豊かなボディカラーも魅力。種類の多さはもちろんだが、2トーンカラーを選べばグッと引き締まった印象に。見るたびに気分が華やぐ。



オーラは、大きなクルマから乗り替えるダウンサイザーはもちろん、これまで海外プレミアムコンパクトを選んできたユーザーにも注目されている1台。おもてなしの心が行き届き、ちょっとした移動時間にもくつろぎ感や楽しさを与えてくれる。そんなカーライフをデザインしてくれる、数少ないプレミアムコンパクト、それがオーラだ。

第二章:インテリア「居心地のいいプレミアムな室内」



オーラはインテリアも特別感にあふれている。大きなメーターやセンターディスプレイが横につながったその様は、これまであまり味わったことのない新しさ。メーターのグラフィックも美しく、先進的な雰囲気がイイもの感を訴求する。それを取り囲むように、吟味を重ねたツイード調の素材や、本杢のような手触りを再現した木目調パネルがあしらわれ、新しさと落ち着きが好バランス。ふっくら、それでいてコシがあって座りのいいシートも含めて、さながらモダンリビングのような居心地。3ウェイのドリンクホルダーや、センターコンソール下の収納スペースもじつに実用的。見た目はいいけど、使い勝手が…そんな不満は持たずに済む。これみよがしな豪華さとは違う、心地のいい高級感だ。



パッケージングも優秀。適切な運転姿勢を取った状態で後席に座っても、広さは十分。後席シートも前席同様に質感高く、着座位置も自然で座り心地がいい。ガラスエリアも広く、窮屈さとは無縁。後席ドアトリムまでツイード調素材があしらわれる辺りも抜け目ない。リクライニングも自然な角度で調整できるから、大人同士で乗っても快適な、前後席で分け隔てない室内空間が確保されている。荷室スペースも実用的で、ファミリーユースにも応えてくれる。

そしてドアを閉めると、遮音性の高いガラスの効果もあって高級セダンのような静かさに包まれる。道行くクルマの音など街のから解き放たれる…そんなイメージだ。

第三章:走りの楽しさ「新感覚の電動ドライブ」



オーラの第2世代e-POWERは、100%モーターでタイヤを駆動、エンジンは発電役に徹する。その魅力は、なんと言っても走りの楽しさ、静かさ、そして上質さだ。



アクセルペダルを軽く踏んだ瞬間に立ち上がるトルク。右足の動きにリニアに連動するそれは、街なかのちょっとしたドライブでも新鮮だ。さらに踏み込めば、ドライバーの意をみ取ったかのようにラグなしに気持ちよく加速。最高出力100kW、最大トルク300Nmのモータードライブを思う存分に味わえる。

また、ロードノイズの大小といった路面状況によって発電するタイミングをコントロールする世界初の技術も採用、静粛性を一層高めてくれる。たとえエンジンが発電のために始動しても、高い静粛性のおかげで不快なノイズとは無縁なのもうれしい。電動化を推し進める、日産らしいノウハウが詰まっている。

パワフルな走りを支える専用17インチタイヤ+ワイドトレッドの足まわりは優しい乗り味としっかり感がうまく両立されている。ハンドリングも洗練されており、スポーティな走りにも応えてくれる懐の深さがオーラの魅力。走りにうるさい人も、きっと驚くはずだ。

静かなのにパワフルなオーラ。さらにオプションで用意されるBOSEパーソナルプラスサウンドシステムでお気に入りの音楽をかければ、そこは極上の移動空間に。これまでのコンパクトカーでは味わえなかった上質なドライブが楽しめる。


●デジタル化とモダンさを融合した心地よいインテリアがオーラの魅力。BOSEパーソナルプラスサウンドシステムはヘッドレストにスピーカーを搭載。自分好みの音場を設定可能だ

[360°セーフティアシストフル搭載]


[プロパイロット]ナビリンク機能付き

●全車速追従クルーズコントロールや車線維持機能などの高速道路運転支援システム「プロパイロット」は、ナビの地図データと連携する最新版。高速道路の速度標識を読み取り自動で速度を調整するほか、コーナー手前で安心な速度まで減速するなど高度な制御を行う。ステアリング上の起動スイッチが見やすく使う人に優しい

ファイブスターとグッドデザイン賞

●カーオブザイヤー三冠だけでなく、自動車アセスメントで最高評価のファイブスター賞やグッドデザイン賞も獲得している。デザインや性能が各方面から評価された


〈テスト車主要諸元〉
■Gレザーエディション(FF)主要諸元 【寸法mm・重量kg】全長×全幅×全高:4045×1735×1525 ホイールベース:2580 トレッド:前後1510 車両重量:1260 【発電用エンジン・性能】種類:直3DOHC 総排気量:1198cc 圧縮比:12.0 ボア×ストローク:78.0mm×83.6mm 最高出力:60kW(82ps)/6000rpm 最大トルク:103Nm(10.5kgm)/4800rpm 使用燃料・タンク容量:レギュラー・36L WLTCモード燃費:27.2km/L 最小回転半径:5.2m 乗車定員:5人 【諸装置】サスペンション:前ストラット/後トーションビーム ブレーキ:前Vディスク/後L&Tドラム タイヤ:前後205/50R17 【価格】269万9400円

より走りを極めるなら「オーラ ニスモ」



 日産のレーシングテクノロジーが投入されたNISMOロードカー最新作。上質な走りを見せるオーラをベースにフォーミュラEからインスパイアされ、俊足の電動シティレーサーへ昇華させた。空力にこだわった専用エアロ、さらにスポーティなインテリア。サスペンションも締め上げられ、クイックなハンドリングが楽しめる。e-POWERドライブモードにも専用チューニングが施され、アクセルレスポンスが高められている。オーラのスポーツモードの上を行くのが、「NISMO」モード(NISMO専用搭載)。アクセルのミリ単位の踏み込みにも反応、迫力のある加速を見せつける。

残価設定型クレジット「オーラは月々2万円から!」


日産のお得な残価設定型クレジットにはオーラのプランもある。メリットや支払いスケジュールなど、詳しくは日産公式ホームページへ!

〈試乗=藤島知子 写真=山内潤也 まとめ=編集部〉

ドライバーWeb編集部

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