2021/11/25 新車

ハイレスポンスCVT搭載!スバル新型WRX S4正式発表…価格は400万4000円から

●STIはあるのだろうか…?

空力効果あり「スポーツガーニッシュ」が新型の目印



2021年11月25日、スバルは新型「WRX S4」を発表した。全4グレードをラインアップする。

■価格〈全車4WD・8速CVT〉
477万4000円(STIスポーツR EX)
438万9000円(STIスポーツR)
438万9000円(GT-H EX)
400万4000円(GT-H)

先代WRX S4は、高性能4WDスポーツの楽しさを誰もが気軽に味わえるWRXの新シリーズとして2014年に誕生。今回7年ぶりにフルモデルチェンジした新型は、基本のコンセプトを継承しながら、全方位で「圧倒的なパフォーマンス」を発揮すべく刷新。

車台は、ひと足先に世代交代を果たしたレヴォーグと同じく、新世代のスバルグローバルプラットフォーム。同様に、ボディもより剛性を高めるフルインナーフレーム構造とした。

エクステリアデザインは、ひと言で「マッシブ!」。基本のボディをレヴォーグと共用しながら前後フェンダーをワイド化し、そこに、レヴォーグよりも太い245/40R18サイズのダンロップ SPスポーツマックスGT600Aを収める。2017年のショーで好評だった「ヴィジヴ パフォーマンス コンセプト」のデザインを色濃く具現化した。

【画像】ワイド感がスゴイ…新型WRX S4詳細画像を見る

サイドビューで目を引くのは、前後フェンダーとボディ下部を黒で引き締めたスポーツガーニッシュ。どこかアウトバックやXVのクラッディングを想起させるが、ここにはハニカム(六角形)状の空力テクスチャーを施し、空気の剥離を抑制。操縦安定性の向上に寄与するれっきとした機能パーツだ。

ぱっと見「レヴォーグ?」と思えるフロントに対し、固まり感のあるノッチバックのリヤビューは、エクステリアにおける新型WRX S4のハイライト。驚くほど抑揚があるリヤフェンダーについて、「コーラの缶が乗るほど張り出させました(笑)」とは、レヴォーグに続いて開発責任者を務めたSUBARUの五島 賢さん。さらにストップランプは、燃えたぎるマグマをイメージしたという。クルマもつくり手も熱いのだ。

ドライバーWeb編集部

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