2021/10/29 新車

【本国発表】メルセデス・ベンツのSLが約10年ぶりのフルモデルチェンジ! メルセデスAMGがゼロから設計し、PHEV登場も間近か!?

●メルセデスAMG SL63 4マチック+


■本国発売は2022年予定


サスペンションは、前後ともアルミニウム製のダブルウイッシュボーンで、SL 55 4マチック+は高性能なアルミニウム製ショックアブソーバーと軽量コイルスプリングを備えた、新開発のAMGライドコントロールサスペンションを採用。SL 63 4マチック+は、アクティブ油圧アンチロールスタビライザーを備えた革新的なAMGアクティブライドコントロールサスペンションを搭載する。このシステムは、ロール量を数分の1秒で補正し、よりダイナミックな走りや直進性、乗り心地を向上させる。

SL

ブレーキシステムも新開発のAMGハイパフォーマンスコンポジットブレーキシステムを採用。従来より軽量かつコンパクトな設計ながら、優れた制動性能と正確なコントロール性を実現。冷却性能やパッドのクリーニング性能も優れ、一層高い安定性を手に入れている。

アクティブリヤアクスルステアリングも搭載した。後輪が100km/h以下では前輪と逆位相に、それ以上の車速では同位相に最大2.5度ステアし、俊敏なハンドリングと高速域での優れたスタビリティを実現する。

新型メルセデスAMG SLは、おそらくピュアICE搭載のSLとしては最後の世代になるだろう。市場導入は2022年と言われているが、日本上陸がとても楽しみな一台だ。


<文=竹花寿実 Toshimi Takehana>




■メルセデスAMG SL63 4マチック+(4WD・9速DCT) 
主要諸元(ドイツ本国仕様)
【寸法・重量】
全長:4705mm 
全幅:1915mm 
全高:1353mm 
ホイールベース:2700mm 
トレッド:前1660/後1625mm 
車両重量:1970㎏ 
乗車定員:4人 

【エンジン・性能】
型式:M177
種類:V8DOHCターボ 
総排気量:3982cc 
最高出力:430kW(585ps)/5500〜6500rpm 
最大トルク:800Nm(81.6㎏m)/2500~5000rpm 
使用燃料・タンク容量:プレミアム・70L 

【諸装置】
サスペンション:前後ダブルウイッシュボーン 
ブレーキ:前後Vディスク 
タイヤ:前265/40ZR20/後295/35ZR20 





ドライバーWeb編集部・青山

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