2021/10/22 ニュース

カーメイト、今冬発売予定のドライブレコーダーが2021年度のグッドデザイン賞を受賞。正体は360°の進化系だった!

 

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ルーフボックスは近未来感とスタイリッシュなフォルムを評価

一方、すでに発売済みのルーフボックス「イノー ファントム 2020」のグッドデザイン賞受賞に関しては、

デザイナーのアピールポイントは以下のとおり。
「従来の製造方法からSPM製法に変更したことにより、自由度の高い意匠と表面処理を実現できる様になりました。その特性を活かし、近年の車で多用されている『シンプルながら動きのあるサーフェス』をデザインとして取り入れ、同時にフランジレスとリベットレスの技術的目標を解決。車種を問わずマッチするデザインに仕上げています。SPM製法は細かい凹凸を表現できる様になった事から『マットブラックの質感』と『立体的なロゴ』をポイントとしています。この質感はキズの抑制だけでなく、利用シーンとして想定されるアウトドアに機能、外観共にマッチするようになっています」

これに対しての審査員の評価コメントは、
「近未来の自動車を思わせるようなシームレスなフォルムに目が行く。キャラクターラインも最新の自動車のそれを思わせる。なおかつベースにはアーチ型のラインを入れており、ルーフラインとのマッチングにも配慮している。凹凸をなくして滑らかな造形とするために、整形方法まで変えたという説明通り、きれいなフォルムを実現しようというデザイナーと制作現場の共同作業がうかがえる。脱着や操作の作業が犠牲になってもおらず、経験の長さも生きている」

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長年のルーフボックス開発で培ってきた知見やノウハウを生かした製造技術はもちろん、時代の流れを的確に捉え、ルーフボックスとしての機能性を備えながらデザイン性にも優れている点が評価されたようだ。

[イノー ファントム 2020製品概要]
・サイズ:長さ2000mm×幅850mm×高さ385mm
・製品重量:19.5kg
・最大積載量:50kg
・装着高さ:350mm
・内寸長:1830mm
・容量:400L
・発売日:2020年9月30日

 
カーメイトは1989年から、これまでに42製品がグッドデザイン賞を受賞しているという。今回の2製品が使いやすさを追求した機能性と安全性、ほかにはないオリジナル性が評価されたとして、「今後もモノづくりにおけるデザインの活用を積極的に推進し、ユーザーにとってより魅力的なモノづくりに努めていく」そうだ。今後、同社が発売する製品にも注目したい。

 
〈文=ドライバーWeb編集部〉

ドライバーWeb編集部

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