2021/09/27 コラム

可搬式オービスの取り締まり件数、福岡が突出して多い理由とは

●福岡県警の取り締まり方法はちょっと違う

■福岡県警が所有する可搬式オービスは4台、なのに最多取り締まり件数



可搬式オービスの取り締まり件数は、福岡県警が飛び抜けて多い。全国の件数と、うち福岡の件数を以下に並べてみよう。

2019年 全国 5069件 福岡 1556件(約31%)
2020年 全国 1万1568件 福岡 2518件(約22%)

※警察庁の文書では、固定式も可搬式も2019年分までは「取締り件数」だった。2020年分から突然「撮影枚数」になった。数字的には同じだという。

福岡県警は可搬式オービスをたくさん持っているのか? 可搬式の台数は、歴年(1月1日~12月31日)ではなく年度(4月1日~3月31日)で数える。これも全国と福岡を並べてみよう。

2019年度末 全国 60台 福岡2台
2020年度末 全国 99台 福岡4台

2020年度末、1台のみの県が23ある。新潟は0台だ。それに比べれば福岡は多い。だが、最多は警視庁(東京)の7台で、その2020年の取り締まりは923件にすぎない。次は京都の6台で、取り締まりは251件ぽっち。4台で2518件の福岡は突出している。 ※歴年と年度の違いはとりあえず捨象する。

福岡、いったいどうしたんだ! 福岡の4台はすべて東京航空計器(TKK)製で、機種的には4台ともLSM-300かと。TKKの可搬式の測定方法、スキャンレーザー式(以下、レーザー式)は、どうやら取り締まりには向かないようだ。なのに取り締まり件数が突出って、どうなってんの?

ドライバーWeb編集部