2021/10/19 コラム

アルファベット2文字にどんな思いが!? 短すぎる車名6選

●懐かしいフォードKa…「Ka」ってどんな意味?



■トヨタ bB

「bB」は「ブラックボックス」の頭文字。航空機のフライトレコーダーなどを収めた箱もブラックボックスと呼ばれるが、この場合は一般的な“内部構造が見えない機械装置”を指す。転じて、「未知の可能性を秘めた箱」という意味が込められている。

車名のロゴは元々、デザインチームが開発初期に士気を高めるために作ったもの。このバッジをチーム全員が身につけて開発に臨んだ。それがそのまま車名にも採用されたというワケだ。

初代のデビューは2000年2月。当時、トヨタは若いユーザーの獲得に腐心しており、bBは20代独身男性にターゲットを絞って開発された。チョイ悪でクラスレスな存在感、コンパクトでも広々したパッケージなどコンセプトはズバリ的中し、年齢や性別を超えて幅広い人気を獲得した。車名の最初が小文字のbなのは、黒のほかにもボディ色の設定があり、ブラックの意味を強調しないためだ。


●初代ヴィッツ3兄弟のファンカーゴをベースに開発され、エンジンは1.5Lと1.3Lをラインアップ。いずれも4速ATで、1.5Lにはスタンバイ4WDも設定した。前席にはベンチタイプシートを採用。後席は150㎜のスライドが可能で、実用的なシートアレンジも自慢だった。2005年の2代目はダイハツ生産になり、ベースはパッソ/ブーンにスイッチ

ドライバーWeb編集部

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