2021/09/18 コラム

【新型登場間近】初代はしょうゆ顔だったのに今じゃダイナミックなソース顔!? 歴代アウトランダーのデザインを振り返る

●新型は随分立派に…初代はどんな顔だった?



次世代はさらに進んだダイナミックなソース顔に!

そしていよいよ今冬に国内投入を予定する第4世代のアウトランダー(国内では3代目)。すでに北米で発売を開始しているが、そのデザインのベースとなったのは、2019年3月のジュネーブ国際モーターショーで世界初披露となったコンセプトカー「エンゲルベルクツアラー(ENGELBERG TOURER)」である。

ENGELBERG TOURER
●エンゲルベルクツアラー(2019年ジュネーブ国際モーターショーで世界初披露)

車名はスイスの山間部にある有名なリゾート地に由来し、上質かつ機能的なオールラウンドクロスオーバーSUV。そのコンセプトは、ツインモーター4WDを搭載するPHEVで、どんな気象条件や路面状況でもドライバーが自信を持ってドライブできる高い走行性能と、都市から離れ充電インフラが整っていない場所でも安心できるPHEVならではの長い高速走行距離を併せ持つもの。さらに、多人数乗車と多彩な収納を両立する優れたパッケージングによって「もっと遠くまで行ってみたい、今までよりも一歩先に踏み出してみたい」と言うドライバーの好奇心と探究心をかき立てるものと、当時の説明にある。

 
OUTLANDER
●新型アウトランダー(2021年北米仕様)

新型アウトランダーのコンセプトは、「BOLD STRIDE(ボールドストライド)」で、ドライバーが自信を持って新しい一歩を踏み出せる力強さや頼もしさを表現したそう。これはまさにエンゲルベルクツアラーのコンセプトとも合致。

デザイン面では、全体のフォルムが水平基調となり、張りのある面とエッジの利いたシャープなキャラクターラインがコントラストを生みだしている。フェンダーの大胆な張り出しなどで、ワイド感や力強さを表現しながら安定感のあるスタンスを創出。

フロントフェイスはダイナミックシールドがこれまでよりもシャープかつ厚みのあるデザインとなったことで、“力強さ”や“守られている感”がこれまでよりも増した印象。アクの強いソース顔へ進化している。

OUTLANDER
●新型アウトランダー(2021年北米仕様)

リヤまわりは、キャビンの絞り込みと大きく張り出したフェンダー部によりグッと安定感を持たせた。バンパー下部にはアンダーガード風デザインを取り入れることでSUVらしい機動力を演出。これまでよりもオフロード指向を高めたデザインでまとめている点にも注目したい。
 

OUTLANDER

オンロード指向の強いシティ派SUVとしての登場から20年の節目となり、4度目の進化を遂げるアウトランダー(国内販売モデルとしては16年で3度目)。本格クロスカントリーモデルのパジェロなき今、その重責をも担うからこそ、「もっと遠くまで行ってみたい、今までよりも一歩先に踏み出してみたい」と期待させる力強いフォルムをまとっているように見受けられる。

OUTLANDER
●新型アウトランダーPHEV(2021年冬に国内発表予定)

また、国内ではPHEV一本勝負となることから、見た目の進化だけでなく、中身の深化も大いに気になるところではなかろうか。

ちなみに、アウトランダーの元祖「エアトレック」の車名は、中国で2021年内に発売を予定するEV(電気自動車)のクロスオーバーSUVに冠することが上海モーターショーで発表されている。

AIRTREK
●2021年内に中国で発売予定のEVのクロスオーバーSUV「エアトレック」

〈文=ドライバーWeb編集部〉

ドライバーWeb編集部