2021/08/14 カー用品

パナソニック最新カーナビ「ストラーダ F1Xプレミアム10 CN-F1X10BLD」を使ってみたら……|iPhoneと接続してエンタメを楽しむ!編|

今やスマートフォン(スマホ)は生活の一部といえ、肌身離さず持ち歩いている人も少なくないだろう。あまり目立たない部分だが、じつはストラーダPREMIUM10 CN-F1X10BLDはスマホとの連携が充実。さまざまなエンタメ機能や、実用的な機能を利用できる。今回はiPhoneを使って紹介しよう。

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iPhoneの音楽をいい音で聞く
 
一番利用する機会が多いのは「音楽を聴くこと」だと思う。iPhoneをCN-F1X10BLDに接続するには、オプションのiPod/USB接続用中継ケーブル「CA-LUB200D(1760円)」を利用する。これを本体背面に接続し、さらに手持ちのライトニングケーブルを接続する。
 
もちろんBluetoothオーディオ機能を利用しても音楽は聴けるが、iPod/USB接続用中継ケーブルを使った方が音質的に有利で、同時に充電もできるのでオススメだ。
 
AVソースから「iPod」を選択するとiPhoneで再生した音楽を車両のスピーカーから聴け、曲の送り/戻しや一時停止/再生、リストからの選曲などが可能。iPhone内にメモリーしている曲だけでなく、ストリーミングサービス(Spotify、LINE Music、Amazon Preime Musicなどでアプリ使用&登録)を利用すればノンストップ再生もオーケーだ。radikoなどのアプリを使用してクリアな音声でラジオを楽しむのもいいだろう。
 
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●充電と同じようにライトニングケーブルを接続すると自動認識
 

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●AVソースから「iPod」を選択するとiPhoneを通じて曲が聴ける
 

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●ストリーミングサービス再生時もジャケット写真や楽曲データを表示
 

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●radikoなどのインターネットラジオ系アプリも利用できる
 
 

動画などを大画面・高画質で楽しむ
 
CN-F1X10BLDは「10型有機ELディスプレイ」という大画面なうえ業界トップレベルの高画質画面を搭載。そう、iPhoneのビジュアル系ソースも存分に楽しめるわけだ。
 
これを利用するにはApple製のライトニングデジタルAVアダプタを用意し、片方の端子には本体背面のHDMI端子と接続したHDMIケーブル(市販品)を差し、もう片方の端子には前出のCA-LUB200Dと接続したライトニングケーブルを差す。そしてiPhoneにライトニングデジタルAVアダプタから出ているライトニングケーブルを接続するのだ。文字で表すとややこしく聞こえるがパーツ類さえ用意できれば難しいことではない。
 
HDMIを利用したデジタル接続なのでハイクオリティな映像を再生できる。iPhoneで撮影した映像だけでなくYouTubeなどのストリーミング動画も見られるようになる。
 
さらにミラーリング機能によってスマホの画面をそのまま映し出すこともでき、ゲームアプリやインターネットサイトの映像なども大画面で見られる。いずれの場合もコントロールはiPhoneの機能を使う。
 
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●ライトニングデジタルAVアダプタにUSB/HDMIケーブルを接続
 

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●AVソースからHDMIを選択すると接続機器の映像を表示する
 

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●iPhoneで撮影した映像を高画質大画面で楽しめる

 
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●YouTube映像もハイクオリティで再生。写真はdriver channel
 

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●ミラーリングではスマホ画面をそのまま表示する
 
 
ほかにも便利に使えるアプリと連携可能
 
このほかCN-F1X10BLD対応アプリによって便利に使える機能を用意する。
 
「NaviCon(ナビコン)」は、デンソー製のアプリではあるが多くの市販/純正カーナビと連携。500種類以上ものナビコン対応アプリで検索した位置データをBluetooth経由でカーナビに送ることができ、目的地や中継地の設定が簡単にできる。CN-F1X10BLDに収録されているデータでは検索できないマニアックな施設や新設されたばかりの施設へ出かける場合などに便利だ。
 
また、パナソニック独自のアプリも用意している。「drive p@ss」を利用すれば音声認識を使った目的地検索を実現。CN-F1X10BLDと対話形式で施設検索ができ、運転中にハンドルを握ったまま安全に操作できる。「雨でも遊べるところ」など制限付き検索にも対応するなど高機能だ。目的地付近の天気予報を調べたり、希望の場所に電話もかけられる。
 
そして「Car AV remort」を利用すれば、スマホをカーナビのリモコンとして使えるようになりAVソースの選択や選曲/選局操作を、後席など離れた場所から行える。家族や仲間とのドライブでは重宝するだろう。
 
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●NaviConは対応アプリで検索した情報をナビに送信する
 

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●drive p@ssを使えば「声」でカーナビをコントロール
 

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●Car AV remortで後席からAVソースの切り替えなどが可能だ
 
 
〈文=浜先秀彰 写真=澤田和久〉
 

パナソニック
https://panasonic.jp/navi/

ドライバーWeb編集部

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