2021/07/26 コラム

純粋無垢なクルマで温泉に誘え!辻谷エミリ×N-ONE【それいけ!温泉ガール妄想記:第12回】

●辻谷エミリ×N-ONE

何かとストレスの多いこの世の中。気分だけでも温泉に浸かりたい…ドライブしたい…というわけでお届けする「それいけ!温泉ガール妄想記」。今回の“温泉ガール”は、タレントの辻谷エミリさん、相棒はホンダN-ONE。第三話をお届けします。 【第一話第二話はこちら】





レトロで純真無垢なデザインのN-ONEが似合うオッサンになりたい。N-ONEの車内で、若い女子にかわいい昔話をして、「おじさん、カワイ~イ!」と盛り上がってもらって、そのまま温泉になだれ込みたい。純真無垢どころが、ドス黒い欲望渦巻くオッサン的思考だが、実際ドス黒いのだから仕方ない。

しかも、このドス黒い作戦には難題がある。どれだけ考えても、かわいい昔話が思い浮かばないのである。つまり自分は、小さい頃からドス黒かったらしい。

そこで思いついたのは、コンビニスイーツの話題だった。私はコンビニスイーツが大好きなのである。これなら間違いなくカワイイと思ってもらえそうだ。



オレ「それにしても、最近のコンビニスイーツはおいしいよねぇ」
エミリ「私も大好きです~!」
オレ「この間食べたコンビニのチーズケーキ、本当においしかったなぁ」
エミリ「それ、どこのです?」

そんな感じで若い女子の共感を得ることができそうだ。そのまま温泉になだれこむことも、不可能ではないだろう。

しかし、注意すべきはその後だ。オッサンはつい、いらぬ話をしてしまう。
「コンビニスイーツは、何百回も試作を繰り返して味や食感などを化学的に分析し、コストを惜しまず開発をして、大量生産でコストダウンを図っているんだよ。これじゃ町の洋菓子屋さんは路頭に迷うよね」

そんなしんみりした話をしてしまっては、カーマニアのクルマうんちく話と変わらない。厳に戒めたいものである。

■文:清水草一氏
モータージャーナリスト。大乗フェラーリ教教祖にして、高速道路研究家である。代表作は、『そのフェラーリください!!』https://www.shimizusouichi.com/

〈写真=ダン・アオキ ヘアメイク=倉橋奏音〉

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■今回の“温泉ガール”:辻谷エミリさん

今回の“温泉ガール”を務めていただいたのは、タレントの辻谷エミリさん。小柄なボディに元気が詰まった、なんというか小動物のような(!?)可愛らしさが印象的。撮られる存在として天性のカンの良さがあり、アッケラカンとした明るさがカメラマンのシャッターを押させます。ときどき顔を見せる、場を和ませる天然具合がまた可笑しい。東京都出身。

■“温泉ガール”の相棒:ホンダN-ONE

フルモデルチェンジながら、外観は変えず中身だけ刷新するという掟破りの手法が話題となったホンダの軽。ついに「陳腐化戦略」の呪縛から解放されるときが来た! と目頭を熱くしたクルマ好きも多いことでしょう(ちょっと大げさ)。「軽規格のコンパクトカー」と絶賛される一方、兄貴分であるフィットのシェアを奪っているとも囁かれる。ベーシックな「オリジナル」、装備を充実させた「プレミアム」、パドルシフト、15インチアルミを履かせた「プレミアムツアラー」、そして6速MTも選べる「RS」から構成される

■今回の温泉:魚彩和みの宿 三水

安房の国こと千葉県小湊にある温泉宿。古き良き和テイストの「本館」と温もり溢れる客室の「別邸」が用意され、「海辺で過ごす大人の休日」をコンセプトとする。館内には無色透明な天然温泉がひかれ、個室、大浴場はもちろん、総高野槇風呂の露天タイプ、御影石を贅沢に用いた浴槽、貸切の眺望風呂など、種類も豊富。小湊の海を見渡す足湯サロンもオープンしている。地産地消を地で行く、野菜、海鮮料理も山水の自慢。新型コロナウィルス拡大防止策を万全にして、営業中だ。
https://www.sansuihotel.com/ 
千葉県鴨川市小湊182-2 / tel.04-7095-3333

ドライバーWeb編集部

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