2021/07/20 ニュース

なぜレクサス高輪が不正車検を? トヨタが経緯を説明



なぜこれらの不正が行われたのか。

トヨタモビリティ東京はトヨタとともにその原因追及の作業を進めてきた。その結果、2つの要因があると説明。

1つは、増加する仕事量に対してエンジニアを中心とした人員や設備が不足しており、慢性的に負荷の高い状況が続いていたこと。

2つ目は、決められた時間内に車検を終わらせることが目的となっていたことによるもの。クルマは1台1台、車種や走行距離、使われ方による車両の状況により、必要な作業時間が異なる。それにもかかわらず、当初予定した時間で仕上げることを最優先とした結果、今回の不正につながったと分析した。

これを基に、今後は安全・安心なクルマの整備に必要な追加作業にかかる時間や追加整備の費用をしっかりと顧客に説明していくこと。そしてレクサス高輪の社員がオーナーのために一生懸命に尽くそうとしているなかでの苦悩に対し、経営陣が適切な対策を講じられなかったことを反省し、経営者として責任を感じしっかりと改善を図っていくとした。

具体策として、まずは必要な人員の増強や検査機器やサービス機器の更新などを最優先で進めるとともに、エンジニアのための十分な休憩スペースを設置するなど、働く環境の改善を実施する。

トヨタモビリティ東京の関島社長は再発防止や信頼回復のため、
「エンジニアや販売スタッフはお客様の満足のために日々努力している。社長としてオペレーション上の負荷と悩みをしっかりと現地現物で把握し、エンジニアの処遇改善や働く環境の改善など会社として店舗における業務のあり方を抜本的に見直し、社員全員が目指すべきものに向けて1つになれる環境を整え、お互いが話し合える風土を作ることが、再発防止向けて果たすべき責任であると考える。社長が先頭に立って再発を防止するのはもちろんのこと、お客様の声に真摯に向き合い信頼を回復できるよう尽力してまいります。」
と述べた。
 

ドライバーWeb編集部

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