2021/07/20 コラム

オッサンこそ乗るべきクルマ!辻谷エミリ×N-ONE【それいけ!温泉ガール妄想記:第11回】

辻谷エミリ×N-ONE

何かとストレスの多いこの世の中。気分だけでも温泉に浸かりたい…ドライブしたい…というわけでお届けする「それいけ!温泉ガール妄想記」。今回の“温泉ガール”は、タレントの辻谷エミリさん、相棒はホンダN-ONE。第二話をお届けします。 【第一話はこちら】



N-ONEのデザインは、レトロで純真無垢である。そこには邪念のようなものがない。いや厳密には、「レトロで純真無垢に見えるように」というデザインコンセプトそのものが邪念かもしれないが、そこまで追及すると、めんどくさいオッサンになってしまう。めんどくさいオッサンは、若い女子だけでなく、老若男女から嫌われるので気を付けたい。



レトロで純真無垢なデザインは、若い女子にも「カワイイ!」と言ってもらえる。それは素晴らしいことである。オッサンは全員N-ONEに乗るべきだ。いや、N-ONEに限らずとも、レトロで純真無垢なかわいいクルマに乗るべきである。

しかしオッサンは、かわいいクルマに乗ることをためらう。「似合わないから」と言って尻込みする。そして、少しでも偉そうに見えるクルマに乗りたがる。



それが大間違いなのだ。偉そうなクルマに乗ったオッサンなど、つまらない昔話とか、つまらない自慢話しかしないに決まっているじゃないか。

しかし、N-ONEに乗ったオッサンは違う。この人ならカワイイ昔話をしてくれるかもしれないと、女子は期待に胸をふくらませてくれる。



では、どんな話をすればいいか。

「5歳の時、幼稚園の帰りに、うんち漏らしちゃったんだよ~

これで女子は喜んでくれるだろうか。

■文:清水草一氏
モータージャーナリスト。大乗フェラーリ教教祖にして、高速道路研究家である。代表作は、『そのフェラーリください!!』https://www.shimizusouichi.com/

〈写真=ダン・アオキ ヘアメイク=倉橋奏音〉

【次回に続く】



■今回の“温泉ガール”:辻谷エミリさん

今回の“温泉ガール”を務めていただいたのは、タレントの辻谷エミリさん。小柄なボディに元気が詰まった、なんというか小動物のような(!?)可愛らしさが印象的。撮られる存在として天性のカンの良さがあり、アッケラカンとした明るさがカメラマンのシャッターを押させます。ときどき顔を見せる、場を和ませる天然具合がまた可笑しい。東京都出身。

■“温泉ガール”の相棒:ホンダN-ONE

フルモデルチェンジながら、外観は変えず中身だけ刷新するという掟破りの手法が話題となったホンダの軽。ついに「陳腐化戦略」の呪縛から解放されるときが来た! と目頭を熱くしたクルマ好きも多いことでしょう(ちょっと大げさ)。「軽規格のコンパクトカー」と絶賛される一方、兄貴分であるフィットのシェアを奪っているとも囁かれる。ベーシックな「オリジナル」、装備を充実させた「プレミアム」、パドルシフト、15インチアルミを履かせた「プレミアムツアラー」、そして6速MTも選べる「RS」から構成される

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ドライバーWeb編集部

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