2021/07/05 ニュース

大雨により浸水被害の早期復旧に…モリタ、コンパクトなボディで機動性を確保した「排水ポンプ車」を横浜市に初納入

水中ポンプ

モリタホールディングスは7月5日、連結子会社のモリタが横浜市環境創造局に排水ポンプ車2台を納入したと発表。豪雨などにより浸水した現場に駆けつけ、排水作業を速やかに行い、被害現場の早期復旧に活用される。



横浜市が導入したきっかけは2019年9月、横浜市の観測史上最大となる1時間あたり100mmの降雨を観測、多数の浸水被害が生じたときだった。台風のように事前に予測ができる豪雨に備えて排水ポンプ車を待機させ、道路冠水などの被害が多発・長期化する箇所における被害の早期解消を目的としている。

2トントラックでコンパクトなため、狭い路地も運転しやすい。6月29日には新浦島ポンプ場(横浜市神奈川区)にて排水業のデモンストレーションを実施。横浜市環境創造局は、「想定を超える大雨がいつ発生してもおかしくない状況のなか、万一の備えとして危機管理体制の向上を図り、市民の安心・安全に繋げていきたい」とコメントしている。

〈文=ドライバー編集部〉

ドライバーWeb編集部

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