2021/07/05 カー用品

N-BOXに純正アクセサリーでさらなる個性と便利さを|ホンダアクセス|

軽四輪新車販売1位を4年連続で達成したNボックス。となると、「お隣さんといっしょ……」なんてことも珍しくない。ならば、「ちょっとイジってみたい」とフツフツとカスタム欲が湧いてくる。そこでオススメなのが、ホンダアクセスが手がける純正アクセサリー。純正ならではの信頼性、フィッティングの高さが売りだ。
 
N-BOX
●Nボックス カスタム用フロントグリル(写真はブラックメッキ3万6300円。クロームメッキは2万8600円) 


 
ほどよい主張で装着しやすく
 
現行Nボックスのデビューは2017年。当初は子育て世代に向けて、空間をアレンジしやすい助手席スーパースライドシートや、子供の送迎などで自転車を積み込みやすい低床の荷室をアピールしていたが、いまや老若男女、全世代に支持される国民車へと成長した。
 
ノーマル車のユーザー層やニーズ、トレンドの変化をこまめに吸い上げて、「こんなの欲しかった」、「装着してよかった」と思われるアイテムをカタチにするが、ホンダ車の純正アクセサリーやコンプリートカーのモデューロXを手がけるホンダアクセスの仕事だ。
 
「エスロクみたいに『狙いどころがハッキリした機種』はユーザーの嗜好がわかりやすく、用品を設定しやすいですが、Nボックスはユーザーの年齢層や家族構成、居住地域がさまざまで、ピンポイントに狙いすぎると受け入れてもらえません」と、日本で一番売れているクルマゆえの用品設定の難しさを語る、ホンダアクセス商品企画部の松岡靖和さん。
 
Nボックスの用品に求められるのは、幅広いユーザーに受け入れられる尖りすぎないデザインであること。とはいえ、あまりおとなしいと用品として主張できない。例えば、Nボックスカスタム用のフロントグリル。マイチェン前はバンパーグリルがボディ同色でシンプルな意匠だったが、マイチェンで基準車のグリルがワイド化したのに合わせて、メッキの領域を増やして存在感を高めている。
 
メッキはクロームとブラックの2種類を設定。「ブラックメッキグリルはコーディネートスタイル専用装備のダーククロームメッキ9灯式フルLEDヘッドライトと組み合わせると引き締まった顔になります」と松岡さん。
 
グリルらしさを強調する意匠にも注目したい。「本機のグリルは横桟ですが、用品では太枠で囲ったうえに、Hマークのまわりをダイヤカットのディテールで横長に、ジュエリーチックに仕立てています」。初期案ではパンクロックのシルバーアクセサリーのようにもっと尖ったものだったそうだが、前述したように「狙いすぎ」は禁物。商品化に際して検討を重ね、程よいアクセントに落ち着いた。
 
使って便利なアイテムが多数
 
カスタムに設定したリヤのマッドガードもデザインを一新。タイヤが跳ね上げる水、泥、砂による傷や汚れを防ぐ機能アイテムで、リヤバンパーと馴染むようにデザイン処理を施した。
 
傷を防ぐアイテムをもうひとつ。ホワイト、シルバー、ブラックの3色でボディカラーとのコーディネートを楽しめるドアエッジモールは、狭い駐車スペースや強風時にドアの縁を傷付きから防いでくれる。端末処理の美しさやR部分のフィット感も純正用品ならでは。
 
マイチェンで追加された用品のトピックがワンタッチスライドドア。「ボタン式のスライドドアスイッチは市場要望から商品化しました。高圧洗浄機などで誤動作しないようにするなど、純正としてこだわった商品です」
 
高齢ユーザーの多いNワゴンで実績があり、マイチェンでNボックスに設定したのが、ギャザズナビの機能を拡張するオプション「リアカメラdeあんしんプラス3」。後退駐車サポートや後方死角サポート、後方死角サポート、後方車両お知らせ機能など、リヤカメラから得られる映像をもとに、ドライバーに注意喚起する。
 
「感度を高めてお客様のニーズをキャッチし、用品に反映します」と松岡さん。「あったらイイな」をカタチにした純正用品が、Nボックスのカーライフをもっと楽しく快適にする。
 
 
N-BOX
 


  
N-BOX
●大型ルーフコンソール(1万7600円)で前席頭上空間を有効活用。BOXティッシュも収納でき、さらに取り出し口も空いている。ラゲッジトレイとセットのお得な「収納パッケージ」も用意
 

N-BOX
●長距離運転でも疲れにくい形状、かつ上質な本革製のステアリングホイール(4万9500円)。両手で握ったときに親指を置くサムレストや6時の位置にはステアリングマーカーを配置
 
N-BOX
N-BOX
●電動スライドドアをもっと便利にするアイテムも用意。リヤ左側のハンズフリースライドドア(2万9700円)は、両手がふさがっていても足先をかざすとパワースライドドアが自動で開閉。また両側ドアに装備可能なワンタッチスライドドア(1万1880円)はボタンを押すだけでスライドドアが自動開閉、ホンダ車には未設定の機能を追加できる
 

N-BOX
●ドアエッジモール(1万1550円)はフロント・リヤドア用左右4本セット
 

N-BOX
●ギャザズナビの機能にプラスし、運転支援を拡張するユニット「リアカメラdeあんしんプラス3」(2万6400円)
 


N-BOX

スマートキーシステム内蔵の
リモコンエンジンスターター

汎用のリモコンエンジンスターターとは違い、スマートキーシステムを搭載するため車両キーとリモコンを別々に持ち歩く必要なし。室温は外気温に応じて自動調整、夏も冬も快適な室温にしてから乗り込める。冬はデフロスターやヒーテッドドアミラー(装備車のみ)も同時に機能オンとなるなど、そのほか純正アクセサリーならではの便利機能が備わっている(3万5750円)。写真はシリコン製のカバー(3300円)を装着。
 
 

ホンダ Nボックス 純正アクセサリー
https://www.honda.co.jp/ACCESS/nbox/

 
〈文=湯目由明 写真=澤田和久〉

ドライバーWeb編集部

RELATED

RANKING