2021/07/05 コラム

オービスの性能差があらわに? 2020年の都道府県別「取締り件数(もとい撮影枚数)」の資料が手に入った!

(左)スウェーデンの世界的企業、センシスの「MSSS」(右)日本のオービスの老舗、東京航空計器の「LSM-300」※警察庁のWebサイトより

「取締り件数」から「撮影枚数」への変更で見えてくるもの



「可搬式オービス、取締り件数ではなく「撮影枚数」の集計に変わったのはなぜ!?」とは6月16日付けの私の記事だ。その後、警察庁へ行き確認してきた。別立てで「取締り件数」のデータがあるのか。

驚いた。なんと、「取締り件数」から「撮影枚数」へ表記が変わっただけだという。なるほど確かに、私は「取締り件数」を開示請求し、そしたら「撮影枚数」が出てきた。請求と違うものを開示するはずがない。「撮影枚数」=「取締り件数」なのだ。

じつは固定式オービスの「取締り件数」も2020年から突然「撮影枚数」になった。可搬式とあわせ、なぜ2020年に突然? 2013年から可搬式オービスをめぐる動きに注目し続けてきた私としては、たぶんこうだろうと思うことがある。ものすごく端折って言えば…。

可搬式はS社(外国企業)とT社(日本の老舗企業)が競合する形であるところ、T社の可搬式は取締り件数をなかなか上げられないことがいよいよ明白になってきた。そこで警察庁内のT社推しの一派が、ダメぶりを少しでも薄めるために「撮影枚数」と表記を変えさせたんじゃないか。

全国都道府県警察の方々は、「撮影枚数」への突然の変更に、T社推し一派の本気度を思い知るだろう。びびるだろう。そこも狙いなんじゃないか。なに言ってっかわかんない? すみません、詳しくはまたの機会に。

ドライバーWeb編集部

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