2021/06/22 新車

日産ノートオーラ、片側20mm拡幅の理由…モーター出力は100kWが限界だった

●左がノートオーラ、右がノート



■オーラはノートに対して両側20㎜ずつ拡幅していますが、その数字に決めた根拠は?



ノートの全幅が1695㎜で、ノートオーラの全幅が1735㎜。片側20㎜、全幅で40㎜拡大しています。ここは、使い勝手とデザインのバランスで決めたというのが正解です。とはいっても、1750㎜を超えてくると、(取りまわしなどで)気にされるお客様が出てくるんですね。かといって、あまり拡大幅が小さいと、広がり感、ワイド感、スタンスの改善が見られないのです。また、だんだん広げていくと投影面積が増えて、当然、燃費も悪化してきます。というようなバランスのなかで、片側20㎜という拡大幅で、デザイン的なワイド感の演出ができるという判断をして、今回は片側20㎜という最終的な寸法に落ち着かせています。

もちろん、もっと広げることはできるのですが、今回でいうと、ボディの外板で変えているので、ただ広げても結局、室内が広くなるわけではありません。あまり無駄に広げても、取りまわしばかり悪くなって、あまりメリットが出ません。一方でサスペンションも片側20㎜ぐらいだと、ホイールのオフセットでカバーできますが、やはり50㎜ぐらいまで拡大すると、さすがにアームを変えなくてはいけなくなってくる。そのあたりも最終的に片側20㎜と決めた理由にはなっています。

(ノートのように)5ナンバーサイズだと全幅が実用寸法しか取れません。デザインのための寸法をとる余裕がないので、ノートオーラに関してはそこを少しデザインに使って、ワイド感の演出をしたということですね。車両を前後から見るとけっこうワイド感が出ていると思います。


●ノートオーラ


●ノート

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〈文=ドライバーWeb編集部〉

ドライバーWeb編集部