2021/06/08 コラム

謎の美女と温泉に。葉月美優×ジープ ラングラー【それいけ!温泉ガール妄想記:第9回】

●今回の温泉ガール、葉月美優

何かとストレスの多いこの世の中。気分だけでも温泉に浸かりたい…というわけでお届けする「それいけ!温泉ガール妄想記」。今回の“温泉ガール”は、モデルでタレントの葉月美優さん、相棒はジープ ラングラー。第三話をお届けします。



ユヴァル・ノア・ハラリ著『ホモ・デウス』によると、不老不死となった人類が幸福になるための方法は、大きく分けて2つあるという。
ひとつは、薬物依存。そしてもうひとつは、ブッダのように悟りを開くことだ。



が、ブッダになるのは非常にハードルが高いので、薬物依存が現実的だという。危険でない薬物を適宜摂取して、幸福感を得る。薬物依存というとものすごく邪悪のように感じるが、通常の病気の治療薬と同じで、適当な量を摂取するのは、決して悪いことではないという。

そこまで読んで、ふと我に返った。
私がいま現実だと思っているこの状況は、すべて薬物による幻想なのではないだろうか。



私は今朝、ジープ・ラングラーにて謎の美女を都内でピックアップし、河原に向かった。そこで美女は水着になった。まったく謎である。



しかもその後、謎の美女は、私の目の前で温泉に入ったのである。さすがにバスタオルを体に巻いていたが、それは自主規制のようなものだろうか。



それらはすべて、私が意図したものではなかった。還暦間近のオッサンが、そんな大それた欲望を抱くはずがない。欲望というものは、ある程度現実に近くなければ、現実味がなさすぎて沸き立たないからである。

しかし今日、それは起こった。

ひょっとして今はすでに22世紀で、これは私が適当な量の薬物を摂取したことで見ている、コントロールされた幸福なのではないか?



薬物の量が適当である証拠に、謎の美女は、最後までバスタオルを取らなかった。それは薬物による幸福の「最後の一線」ではないか。これを超えたら廃人になるので、世界政府が禁止しているのではないだろうか…。

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■今回の“温泉ガール”:葉月美優さん



今回の“温泉ガール”を務めていただいたのは、モデルでタレントの葉月美優さん。本編中は構成上クールな表情が多いが、実は気さくでよく笑う。昨2020年からレースクイーンとしての活動もしているので、サーキットで見かけた人も多いのでは。プレイベートでは、クオーターのスーパースポーツ「ホンダ CBR250RR」を駆るバイク女子でもある。2輪関係の仕事にも積極的だ。

■“温泉ガール”の相棒:ジープ・ラングラー



“温泉ガール”の相棒となったのは、ジープ・ラングラー。2017年のフルモデルチェンジでは、駆動システムをフルタイム4WD化。3.6リッターV6に加え、2リッター直4ターボをラインナップに加えて話題になった。いわずと知れたオフロードの王にして、その「わかりやすさ」から女子ウケもいい!? ちなみに葉月さんは、2分割で簡単に外れるフロントキャビンのルーフに感心。すっかり気に入ってました。

■おじゃました温泉:星音の湯



おじゃました温泉は、埼玉県秩父市にある「星音の湯」。檜露天風呂、岩露天風呂、貸切露天風呂ほか、マイナスイオン豊かな鉱石を利用した岩盤浴、体をもみほぐしてもらえるリクゼーションルームなども用意される。駐車場は広くて余裕があるので、クルマやバイクで気軽に訪問できる。日帰り入浴がメインだが、宿泊希望のお客さま向け施設「ばいえる」もある。
(TEL:0494-77-1188)https://www.beyer.jp/seine/

■文:清水草一氏
モータージャーナリスト。大乗フェラーリ教教祖にして、高速道路研究家である。代表作は、『そのフェラーリください!!』https://www.shimizusouichi.com/

〈文=清水草一 写真=ダン・アオキ ヘアメイク=有本昌代〉

おわり

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【第二話はこちら】

ドライバーWeb編集部

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