2021/05/17 カー用品

車庫入れ・縦列駐車が苦手な人に!真上からの映像が愛車でも手に入る|データシステム スカイトップビュー|

●ベテランから初心者まですべてのドライバーにオススメ。クルマの動きがわかりやすい

「車庫入れや縦列駐車が苦手」という人に朗報だ。データシステムから新たにリリースされる「スカイトップビュー」ならば、誰でも安全・安心かつ簡単に車庫入れや縦列駐車ができるようになる。


●車庫入れ時の安心感がグンとアップ。バック運転のストレスを大幅に軽減する

これは自動車メーカー製駐車支援システムでおなじみの「全方位モニター」と同様の、真上から見下ろしたような映像表示を後付けで実現できるカメラシステム。従来からの全周囲モニターは車両の前後左右に装着した4台のカメラの映像を合成する複雑なシステムで数十万円と高価だが、このスカイトップビューは独自の技術を用いて1台のカメラしか必要とせず、2万3980円の低価格を実現している。しかも、車種を選ばず取り付けられるのだ。


●カメラ、本体のほか、初期設定時に使用するワイヤレスリモコンもパッケージしている。価格は2万3980円

今回はヤリス純正のディスプレイオーディオで試してみたのだが、とても1台のカメラで捉えたとは思えないような真上からの映像を見ながらラクに車庫入れができた。一般的なバックカメラに比べてクルマの動きや大きさが把握しやすいため、一発で枠内の思った場所に駐車できる。

左下の連続写真でもわかるように、自動車メーカーの全周囲モニターとまったく同じ見た目ではない。シフトレバーをリバースに入れた際には自車を示すクルマのイラストの周囲は真っ黒で、バックを始めるとクルマの動きに合わせて黒い部分を埋めるように映像が現れる。これはカメラが捉えた映像を平面に変換・記録して表示を行うためで、リヤバンパーから前は過去の映像、後ろはリアルタイムの映像となる。画面右側は通常のバックカメラと同様の映像だ。

カメラは非常にコンパクト(23×23×38㎜)で、車種によっては純正カメラスペースに納められる。映像出力端子は汎用(RCAタイプ)のためほとんどの市販カーナビに接続オーケーだ。今回のヤリスのように純正ユニットと組みわせる場合は同社製リアカメラ入力ハーネスを使用。

バックが苦手な人だけでなく、すべてのドライバーに自信を持ってオススメしたいアイテムだ。

1カメラで全方位モニターを実現

シフトレバーをリバースに入れるとカメラ映像に切り替わり、車両の動きに合わせてクルマのイラスト(3種類から選択できる)の周囲に映像が現れる。リヤバンパーから前の映像は記録された数秒前のもので、リヤバンパーから後ろの映像はリアルタイムとなる。リバース以外のギヤに入れると記録した映像は消去される仕様だが、初期設定で5秒または10秒表示を持続させることもできる。


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多くの車種に取り付けられる抜群の汎用性


●一般的なバックカメラと同等の小型サイズ。本体はダッシュボード内に装着する


●トヨタ車のディスプレイオーディオにカメラを接続できるRCH106T(1万780円)


●取り付け時のみ付属のキャリブレーションシートを使用したセッティング作業が必要だ
■問い合わせ先
データシステム
086-445-1617
www.datasystem.co.jp/

〈文=浜先秀彰〉

ドライバーWeb編集部

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