2021/04/30 新車

【欲張りな人にこそ乗って欲しい!】BMW M440i xDrive クーペは、エレガンスかつスポーティな万能クーペだった!【輸入車ニューモデル試乗】

●BMW M440i xDrive クーペ


■ロングドライブしたくなる


デザインだけでも十分に購入動機になるが、新型4シリーズ クーペは、走りも魅力に溢れている。試乗車のM440i xDriveは、M4のすぐ下に位置づけられるMパフォーマンスモデルで、ツインスクロールターボチャージャーを備えた387馬力/500Nmを発揮する3L直6を搭載し、これに8速ATを組み合わせて四輪を駆動する。

M440i
●BMW伝統のシルキーシックスだが、現代のエンジンらしくターボで武装されている

直6ターボは、アクセルペダルの踏み込み量にとてもリニアに反応し、パワフルで直6ならではの滑らかな回転フィールが味わえる。低回転域からの加速でもターボラグをほとんど感じる事はなく、ドライバビリティは非常にいい。

3シリーズより21mmも低重心というだけあり、ハンドリングもとても俊敏で正確。スピードレンジを問わず狙った走行ラインを意のままにトレース出来る。グリップが太めのステアリングフィールも適度な手応えを感じさせつつ滑らかで心地よい。19インチのタイヤを履く足まわりは、3シリーズのM340i xDriveより若干引き締められているため、乗り心地はやや硬め。だがスポーツクーペに相応しい、ダイナミックな走りが楽しめるモデルに仕上がっている。ただ、ランフラットタイヤでなければ、もっと軽快で気持ちいい走りが楽しめたかもしれない。

実用性も十二分に高い。後席は広々しているとは言い難いものの、シートはしっかりとした作りで、大人2人が問題なく着座できるだけのスペースを備えている。またラゲッジ容量は440Lあり、リヤシート中央にスルーローディング機構も備わる。

M440i
●ラゲッジはトランクスルー機能付き

先進運転支援システムはレベル2の最新世代で、3シリーズと同様に「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能」も備わる。条件が揃えば手放し運転も可能で、ロングドライブでも疲労が大幅に軽減されるのは間違いない。旅行やゴルフの足としてとても魅力的な一台だが、もちろん走りそのものを楽しみたい人も必ず満足出来るだろう。

<文=竹花寿実 写真=山本佳吾>



■M440i xDrive クーペ(4WD・8速AT) 
主要諸元
【寸法・重量】
全長:4775㎜ 
全幅:1850㎜ 
全高:1395㎜ 
ホイールベース:2850㎜ 
トレッド:前1580/後1590㎜ 
最低地上高:129㎜ 
車両重量:1740㎏ 
乗車定員:4人 

【エンジン・性能】
型式:B58B30B 
種類:直6DOHCターボ 
総排気量:2997cc 
最高出力:285kW(387ps)/5800rpm 
最大トルク:500Nm(51.0㎏m)/1800~5000rpm 
使用燃料・タンク容量:プレミアム・59L 
WLTCモード燃費:11.2㎞/L 
最小回転半径:5.7m 

【諸装置】
サスペンション:前ストラット/後マルチリンク 
ブレーキ:前後Vディスク 
タイヤ:前225/40R19/後255/35R19 

【価格】
1038万円(消費税率10%込み)


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