2021/04/04 新車

航続距離は最大770km! BEVのSクラス、「メルセデス・ベンツ EQS」の性能が本国で明らかにされる【4月15日に正式発表】


■ミュンヘン〜ベルリン間をノンストップ巡航可能!?


さて本題のEQSの内容は次のようになっている。EQS 450+とEQS 580 + 4マチックという2タイプのほか、今回詳細は発表されなかったさらにパワフルなパフォーマンスバージョン(AMGモデル)も用意される。スペックは、リヤアクスルに「eATS」と呼ばれる電動パワートレーンを搭載する後輪駆動のEQS 450+が最高出力245kW(333馬力)、最大トルク568Nm。前後にeATSを備えた4WDのEQS 580 + 4MATICは、それぞれ385kW(523馬力)と855Nmになる模様だ。

最高速度は210km/hに制限されるが、動力性能はかなりのものと予想できる。eATSは3相の励起同期モーターで、4マチックモデルはリヤによりパワフルなモーターを採用。前後駆動力配分をもっとも効率的かつシームレスに制御するトルクシフト機能を搭載。eATSは前後独立制御で、駆動トルクは1分間に1万回チェックされる。またシステム電圧が400Vと高電圧で、メカニカルな4WDより遥かにすばやいレスポンスを実現する。

EQS
●EVA(エレクトリック・ビークル・アーキテクチャ)と名付けられた、EQSのBEV専用シャシー


回生ブレーキの強度は、シフトパドルにより3段階の調整が可能。また走行状況に応じてECOアシスタントが最適に制御する。ブレーキ性能は最大で5m/s2(約0.5G)で、このうち3m/s2(約0.3G)は回生ブレーキ、2m/s2(約0.2G)はホイールブレーキとなる。なお回生出力は最大290kWだ。

フロア下に敷き詰められるリチウムイオンバッテリーは、使用可能電力が90kWhと107.8kWhの2種類を設定。EQCより約26%大きい107.8kWhの仕様では、航続距離がWLTPで最大770kmに達する。これはミュンヘンからベルリンまでノンストップで走行できる性能である。ちなみに電力消費量は、EQS 450+がNEDCで16.0〜19.1kWh/100km、EQS 580 4MATIC+は同16.9〜20.0kWhとなっている。

EQS
●EVAの要でもあるバッテリー。電力量は最大107.8kWhで、約770kmの走行が可能となる

ドライバーWeb編集部・青山

RECOMMENDEDおすすめの記事

RELATED

RANKING