2021/04/04 新車

航続距離は最大770km! BEVのSクラス、「メルセデス・ベンツ EQS」の性能が本国で明らかにされる【4月15日に正式発表】


■市場投入予定はEQSだけではなかった!


メルセデス・ベンツは、8月にヨーロッパ市場への導入を予定している新型BEV(電気自動車)、「EQS」の概要を明らかにした。

【画像ギャラリー】コックピットのハイテク感に驚愕! SクラスのBEV「EQS」の公開された写真(全18点)

新型SクラスのフルEVバージョンに位置づけられるEQSは、ラグジュアリーセグメントに投入されるメルセデスの新世代EV。EQSは、新開発の電動車用アーキテクチャ「EVA(エレクトリック・ビークル・アーキテクチャ)」を採用したバッテリーEV専用車である。

EQS
●擬装が施されたメルセデス・ベンツ EQSのテストカー

EVAは、ホイールベースやトレッド、バッテリー、さまざまなシステムコンポーネントなどがスケーラブルで、多種多様なモデルに用いることができる。そのため今後はEVAを採用したBEV専用車が続々と登場する見込みだが、メルセデスは今回、EQSに続いてEクラス相当のBEVであるビジネスセダンのEQEと、それぞれのSUVバージョン(モデル名はそれぞれEQGLS、EQGLEになると言われている)の投入も計画していると明らかにした。

ちなみにメルセデスは、2020年5月に発表した経営戦略「Ambition 2039」において、2030年までに販売する半数以上のモデルを電動化(PHEV含む)し、今後20年以内にカーボンニュートラルな自動車メーカーとなることを目指している。

ドライバーWeb編集部・青山

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