2021/04/01 モータースポーツ

【F1 2021】心の底から「おもしろい!」って思える久々のレースだった開幕戦バーレーンGP。ホンダの無双っぷりと角田裕毅から目が離せない!




■トップ争いだけじゃない! 各ポジションすべてが接戦


トップ争いにしか目が行きづらいのはレースの常。しかし、今季は後続の争いも同じくらいおもしろいです。現状トップの2チーム、メルセデスAMGとレッドブルは頭ひとつ抜けた存在ではありますが、その後ろを走る中盤争いが熾烈を極めています。

中盤争いの中心となるのは以下のチームです。
・マクラーレン
・フェラーリ
・アストンマーティン
・アルピーヌ
・アルファタウリ
・アルファロメオ
・ウイリアムズ

この7チームは、予選Q1でトップから3秒以内に入っていたチームです。自動車メーカーの名前ばかりが目立っていますが、ドライバーもバラエティ豊かで見ていて楽しめます。今季は2度のチャンピオン、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)も復帰し、早速開幕戦ではセバスチャン・フェッテル(アストンマーティン)やキミ・ライコネン(アルファロメオ)、カルロス・サインツ(フェラーリ)との攻防戦を見せてくれました。昨年から徐々に速さを見せ始めていたマクラーレンや、復活にかけるフェラーリなどが、どこまで2トップとの差を詰めてこられるかにも注目です。


●スタート直後5位を走行するP・ガスリーのアルファタウリ ホンダ。ここから後ろのマシンがほぼすべて同じ速さ、ということは誰が中盤トップに来てもおかしくないということです。これはおもしろい!

この中盤争いが拮抗している背景は、今年のレギュレーションがひとつ理由としてあげられます。基本昨年型マシンの踏襲となる今季は、マシンが熟成していることもあり各チーム間とのスピードの差が出にくくなっています。おまけに完走率も高いので、開幕戦は気持ち悪いくらいにリタイアするクルマがいませんでした(わずか4台)。

こうなるとレースは俄然おもしろくなります。バーレーンGPでは単独で走るマシンももちろんいましたが、テレビのカメラはほとんど複数台が並んで走っているマシングループを撮影していました。そこでは絶えず順位争いが勃発します。頻繁に入れ替わるポジション、オーバーテイクまでの駆け引き、レースの醍醐味とも言えるシーンが連続でずっとテレビ画面に映るわけです。

しかもポジション争いが起こるのは、サーキット上で1ヶ所だけではありません。当然ながらコッチはどうなった? アッチはどっちが前に出た? と、見ているほうはせわしなくなってしまうのです。冒頭で私が書いた観戦後の疲れとは、まさにこの忙しさからくるもので、レースファンからすると嬉しい悲鳴とも言えます。こんなにF1を楽しく観戦できたのは、本当に久々だと感じたほどです。


ドライバーWeb編集部・青山

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