2021/03/16 新車

推定400馬力のBEV、ボルボC40。名前のCがクーペを表さないって本当? 3ヶ月の短期間サブスクも解禁?


サブスクって3ヶ月でも契約できるの?


冒頭で書いたように、21年中には生産が始まるこのC40 リチャージだが、日本へのデリバリーは翌22年となる予定。XC40のほうは、すでにヨーロッパで販売がスタートしているが、日本市場にはまずC40 リチャージが先に導入され、XC40 P8 AWD リチャージはそのあとに上陸する予定だそうだ。

販売方法はほかの市場と同様、日本もオンラインのみになる。ボルボはBEVの販売構成比を25年までに新車販売の50%(日本市場については25年に35%)、30年までには100%とする計画で、今後BEVはオンラインのみで販売すると明言している。つまり、30年にはすべてのモデルがオンライン販売に切り替わるということである。となると現在営業しているボルボディーラーの先行きが不安になるが、ボルボ・カー・ジャパンの広報担当者によれば、既存の販売ネットワークは問題ないようだ。サービス拠点や試乗の拠点として、オンラインと上手く融合した形で継続する予定だそうなので、特に心配する必要はなさそうである。

C40
●ついに、スマホでクルマが契約できてしまう時代に

C40 リチャージの導入計画で特に興味深いのは、100台限定でサブスクリプションサービスが用意される点だ。これは毎月定額を支払うことで、クルマを使用できるものだが、通常は3年間や5年間といった長期契約が一般的。これに対しC40 リチャージでは、3カ月で解約できるという前代未聞のプランになるというから驚きである。「スタイリッシュなBEVのある生活」を一度体験してみたい、という人にはオススメだ。

ドライバーWeb編集部・青山

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