2021/02/18 新車

新型アウトランダーがフルモデルチェンジ! 4月から北米で発売|三菱自動車|



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■アクティブに使える安心・安全な走行性能

新開発プラットフォームの採用で、衝突安全性を大幅に高めるとともに、高次元の操縦安定性を実現。キャビンまわりには三菱自動車初のホットスタンプ式超高張力鋼板を採用。変形の少ない高耐力キャビン構造としながら軽量化を図った。

また、エンジンルームやキャビンまわりは連続した環状構造とすることで従来型よりもボディの曲げ剛性やねじり剛性を大幅に向上させている。サスペンションはマルチリンク式で、電動パワーステアリングにはデュアルピニオン式を採用。上質ななり心地とリニアでダイレクト感のある操縦性を実現。直進安定性やコーナリング時のトレース性が向上し、運転する楽しさも高まっているという。

パワートレーンは2.5Lのガソリンエンジンを新開発して搭載。従来型に比べて最高出力が約8.8%、燃料消費率(WLTCモード)で約2.6%向上した。低中回転域はトルクフルで力強く、高回転域ではなだらかで扱いやすく、街乗りからスポーティな走りなどにも幅広く対応する。

変速機には8速スポーツモードCVTを搭載。加速時は多段ATのようなメリハリのあるステップシフト制御を採用し、アクセルを強く踏み込んだ鋳時には力強く俊敏な加速フィーリングが得られ、クルージング時にはCVTならではの静かで滑らかな走りを実現した。

4WD車は前後トルク配分を行うセンターカップリング式に電動モーターによる油圧クラッチを取り入れた電子制御4WDを採用。停車中から前輪と後輪を強く拘束できるため、走り出しの瞬間から後輪駆動力を発生させられるので、凍結路面や坂道発進などのシビアコンディションにおいて威力を発揮する。
また、さらに進化した車両運動統合制御システム「S-AWC」を搭載。ブレーキを制御する「ブレーキAYC(アクティブヨーコントロール)」を後輪にも採用することで、前後輪の分散制御を可能としている。ハンドル角やヨーレート、駆動トルク、ブレーキ圧、車輪速などをセンシングして、ドライバーの操作と車両の状態をつねに把握。旋回時にはブレーキAYCが前後左右輪の駆動力/制動力差を最適化してタイヤのグリップ能力を引き出すことで、ドライバーの意のままの操縦性を実現する。

FF車にも前後輪を分散制御できるブレーキAYCを採用。ASC(アクティブスタビリティコントロール)、ABSと統合制御してさまざまな路面での走行安定性を高めている。

ドライブモードは4WD車に6モード、FF車に5モードを設定。さまざまな運転スタイルと走行シーンに最適化された車両運動特性が選べる。
「ECO」…省燃費性を重視した運転スタイルで使用
「NOMAL」…通常走行時に使用
「TARMAC」…舗装路でスポーティに走れる
「GRAVEL」…未舗装路で高いトラクション性能と安定性を発揮
「SNOW」…雪道などの滑りやすい路面で使用
「MUD」(4WD車のみ)…ぬかるんだ道や深雪などで走破性を高める

モードセレクターによるモード選択時にメーター内に走行シーンがイメージできる画像を表示。直感的にモード選択ができる。

 

ドライバーWeb編集部

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