2021/02/13 新車

福祉車両とは呼ばない!マツダ MX-30手動運転装置付き車に乗ってみた|MX-30 セルフエンパワーメント ドライビング ビークル|



MX-30 SEDV 

MX-30の開発コンセプトが
もっとも生きるモデルかもしれない

「人馬一体による走る歓び」を追求し続けるマツダ。そして、「わたしらしく生きる」「人もクルマももっと自由でありたい」という願いで開発されたMX-30。セルフエンパワーメント ドライビング ビークルは、そうした価値を車いすドライバーに対してこれまで以上に提供できる、MX-30のコンセプトをもっとも鮮やかに体現したモデルかもしれない。

不慮の出来事で脊髄を損傷し、下肢の自由が効かなくなった古い友人がいる。退院して自立した暮らしが送れるよう、懸命に車いすの特訓をしているという。もし、また自分の手でクルマを運転できるなら、きっと目を輝かすに違いない。そんな光景がまぶたに浮かんだ。
 

MX-30 SEDV

〈文=戸田治宏 写真=佐藤正巳〉

ドライバーWeb編集部

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