2021/02/04 新車

マツダMX-30 EVモデルは何がイイの? 走りだよ!



MX-30 EVモデル

「もっと走りたい」のに走れない電池容量が惜しい

しかし、リチウムイオンバッテリーの容量は、これまたホンダeと同じ35.5kWh。WLTCモードの一充電走行距離256kmで、街なかベストに特化したホンダeより少ない。走り方にもよるが、電費に不利な冬場の高速巡行では200kmも走らないだろう。ロングドライブもきっと快適に違いないが、頻繁な充電の手間と時間を覚悟する必要がある。また、ロードスターより低い130mmの最低地上高も、一般的なSUVとは大きく異なる。

フリースタイルドアのパッケージや価格を含め、こうした点を併せ呑むことができるなら、MX-30 EVモデルは買い!だ。

MX-30 EVモデル
●リチウムイオンバッテリーの冷却には、エアコンの冷媒を使った熱交換器(冷媒チューブ)を接触させた、高効率なシステムを採用。バッテリー温度が50℃に上昇すると冷却システムが作動。55℃以上にならないようにコントロールする

MX-30 EVモデル
●重量配分はEVモデルが前55:後45。マイルドHVモデルは前60:40

マツダMX-30 EV車のベンチマークはディーゼル!? バッテリー容量を「35.5kWh」に設定した理由

 

ドライバーWeb編集部

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