2021/01/29 カー用品

車庫入れラクラク!ひとつのカメラで上空からの映像を実現|データシステム SKY TOP VIEW SKY812|

●バックが苦手な人には自信を持っておススメできる。多くの市販カーナビに接続可能だ



●1台のカメラで真上から見下ろしたような映像を作り出せる今までにないシステム。一般的なリヤビューカメラとほぼ変わらないサイズ。多くの車種に無理なく装着可能だ

多くのクルマに装着可能!


2019年の東京オートサロンで話題となったデータシステムの「スカイトップビュー」が、今春ついに正式デビューする。車体の真上から見下ろしたような映像を表示し車庫入れや縦列駐車をサポートする“全周囲モニター”で、多くのクルマで利用できる汎用システムだ。

全周囲モニターは車両の前後左右に装着した4台のカメラの映像を合成する複雑なシステムで、装着車種が限られるのが一般的で価格も高い。

同社では、リヤに装着する1台のカメラだけで類似の映像を作り出す独自技術により、2万3980円という低価格を実現。今回は正式発表前に試作機を装着したデモカーで試した。

カメラの外観は普通のリヤビューカメラより奥行きがあるものの(サイズは23mm×23mm×38mm)、車種によっては純正カメラスペースに納まる形状だ。接続端子は汎用のRCAタイプなのでほとんどのカーナビやモニターに接続可能だ。

モニターには画面の右側3分の2のスペースに車両後方の映像、左側3分の1には真上から見下ろした映像を表示する。ただし、ギヤをリバースに入れた段階では、見下ろした映像を表示する部分は、自車を示すクルマのイラストの周囲は真っ黒である。後退を始めるとクルマの動きに合わせて車両イラストの周囲に映像が後ろから前に向かって現れ始める。これはカメラが捉えた映像を平面に変換・記録して表示するためだ。

実際に何度か車庫入れを試みたが全周囲モニターならではの使い勝手のよさを実感できた。システムが異なるため自動車メーカー純正品と同様の見た目にはならないが実用上はまったく問題ない。価格を考えれば十分満足できる製品といえるだろう。

ドライバーWeb編集部

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