2021/01/27 ニュース

なぜ廃止? リコールステッカーが姿を消した理由

リコールステッカーって何だ?



2020年11月、クルマに関係するあるものがひっそりと姿を消していたことをご存じだろうか。それは、「リコール」…のステッカー。運のいい人は一度も縁がなく、クルマに詳しくない人は、その存在すら知らないかも?



そもそもリコール(制度)とは、自動車の設計・製造過程での不具合が原因でそのクルマが保安基準に適合しなくなるおそれがある、または適合していない場合に、自動車メーカーみずからがその旨を国土交通省に届け出てユーザーへ連絡し、無料で修理することを義務付けたもの。道路運送車両法第63条の3、「改善措置の届出(リコール届出)」に明記されている。ポストに「リコールのお願い」という郵便物が届き、修理のためディーラーへクルマを持ち込んだ経験がある人も少なくないはずだ。

これまでリコールにより対策を施したクルマには、その証しとして届出番号を記した“統一的な”楕円形のリコールステッカーが貼り付けられてきた。年式の古いクルマでは後部のウインドー、最近ではドアストライカー(運転席側Bピラーの下部)付近に見られるものだ。

ちなみにこの楕円形のステッカーは、改善措置の実施状況を認知しやすいよう、自動車メーカーが自主的に貼り付けていた。正確に言えば、「“統一的なリコールステッカー”を11月に廃止するとメーカー各社から報告があったと、20年の10月23日に国土交通省が発表した」となる。

ドライバーWeb編集部