2021/01/18 ニュース

新型ノートの値引き限度はおいくら?実際に見積もってみたら…

新年早々の2021年1月上旬の週末、首都圏にある日産ディーラーに出向いた。日産が2020年11月24日に発表、12月23日に発売した新型ノートの人気動向を探るためだ。

国道16号沿いの中規模クラスのショールームに入ると、30代後半らしい中堅の営業マンが近づいてきた。「新型ノートの見積もりが欲しいのだけど」と切り出すと、奥に案内してくれた。

しばらく待っていると、カタログと価格表を携えて現れた。カタログをめくりながら「今回の新型ノートはe-POWER車だけになっています。従来型に比べると多少サイズダウンしましたが、室内は広く、質感を上げました。e-POWERはパワーアップしてより静かで滑らかな乗り味に改善。装備も充実させました。それでいて実質値下げしたので順調に売れています」と新型車の魅力をアピール。

そこで売れ筋である最上級のX(車両本体価格218万6800円)に有料色のピュアホワイトパール、9インチナビ、通信ユニット、SOSコール、プロパイロット、アラウンドビューモニター、LEDヘッドライト、アダプティブヘッドライト、LEDフォグランプ、ETC、前後ドライブレコーダー、コーティング、フロアマット、サイドバイザーなど約70万円のオプション&付属品を付けて計算してもらうと…法定・法定外費用を含めて約330万円強と出た。

ひととおり説明を受けた後、「値引きはいくらですか?」とジャブを飛ばすと、「発売したばかりでの新型で実質値下げをしていますので、マージンがさらに引き下げられて8万円が限度です」というので、「検討するよ」と残して引き上げた。

〈文=遠藤 徹〉

ドライバーWeb編集部

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