2021/01/15 モータースポーツ

まさかの真っ黒!? アルピーヌF1チームの2021年マシンが初公開。今後のロードカースケジュールも明らかに!


新カラーリングの黒さにビックリ!


2021年1月14日にフランスのルノー本社からライブ配信された、年頭の記者発表。そのなかで今季からエントリー名をルノーからアルピーヌに変更したF1マシンと、2021年シーズンの新カラーリングがお披露目された。

A521
●アルピーヌ A521

「アルピーヌF1チーム」へとエントリー名を変更し、装いも新たに出発することになったルノーのF1プロジェクト。2度のワールドチャンピオンに輝いたフェルナンド・アロンソをドライバーに迎え、シリーズチャンピオン獲得を目標に開発はスタートしている。

【画像ギャラリー】アルピーヌF1チーム 2021年シーズン参戦マシン

すでにFIAへは新チーム名でのエントリーも済ませ、マシンの発表を待つだけだったが、今回のオンライン記者会見でサプライズの登場となった。

A521
●アルピーヌ A521

A521と名付けられたニューマシンのカラーリングは、ブラックを基調にしているのが特徴。表面は、トレンドでもある艶消し処理がされているようだ。WEC(世界耐久選手権)のマシンのようなアルピーヌブルーではなく、あえてブラックにした理由は1975年のF1プロトタイプ「A500」へのオマージュだそう。なお、このカラーリングは暫定的なもので、変更される可能性もあるようだ。

A521
●アルピーヌ A521

A521
●アルピーヌ A521

A521
●アルピーヌ A521

A521
●アルピーヌ A521




アルピーヌも脱内燃機関へ


今回の記者発表では、市販車の今後の展開も明らかになった。方針としてはルノーブランドの方向性と同様、電動化へ舵を切っていくようだ。

発表では、開発中の市販予定車は3台あることが明かされている。その3台とは、
・Bセグメントのホットハッチ
・CセグメントのクロスオーバーSUV
・ロータスと共同開発のスポーツカー
以上のカテゴリーに属するクルマで、これらはすべて、BEV(電気自動車)で登場するようだ。

このなかで特に気になったのが、ロータスとの共同開発というスポーツカー。これに関してはもう少し情報が公開されていて、既存のA110をベースに、ロータスのEV技術を搭載するようだ。

A110S
●アルピーヌ A110S

ロータスのEV技術といえば、2019年に発表された2000馬力のBEVハイパーカー「エヴァイヤ」が思い浮かぶ。ここまでの馬力はないにしても、その技術を応用したマシンになるのだろう。意のままに操れることで評判の高いピュアスポーツカーであるA110を、電動化によってどう仕上げてくるのか。興味は尽きない。

Eviya
●ロータス エヴァイヤ

そして、Bセグホットハッチも気になるところだ。とはいえ、こちらはA110ベースなどのような詳しい情報は一切公表されていない。だが、ちょうど同じ発表会でルノー 5(サンク)のBEVプロトタイプがお披露目されたばかりなので、この5をベースにしたアルピーヌモデルなのかと疑いたくもなる。

5 Prototype
●ルノー 5 プロトタイプ

ご存知の通り、5といえばグループB時代のWRC(世界ラリー選手権)で活躍した5ターボが有名。そして、現在のラリーやラリークロスも参戦車両はほぼBセグ。となると、このBセグ市販車の先にあるラリーマシンも透けて見えてきそうだ。

5 Turbo
●ルノー 5ターボ 1983年WRC ツール・ド・コルス

WRCやWRX(世界ラリークロス選手権)のトップカテゴリーに、アルピーヌが参戦! なんてことも将来的にはあるのかもしれない。そんな妄想が膨らんでしまうのも、レースやラリー直系のアルピーヌだからだろう。特にWRXでは、BEVでの選手権がまさに始まろうとしているところだ。タイミング的にも好機といえる。

5 Maxi Turbo
●現代のトップカテゴリーに参戦となると、この5 マキシ ターボに雰囲気は近いかもしれない

アルピーヌのBセグBEV。そして、その先にあるかもしれないラリーマシン。登場が楽しみすぎる1台だ。今回アルピーヌのBEVラインアップは、登場時期が明らかにされなかっったのだが、これはルノーグループ全体の新しい経営計画でもある「RENAULUTION(ルノリューション)」の一部。この計画は2025年までの期間を設定しているので、今後5年以内にこの3車は登場するだろう。今後の動向を注視したいブランドが、またひとつ増えたようだ。

<文=ドライバーWeb編集部・青山>


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