2020/12/15 新車

軽トップクラスの安心・安全性能、三菱「マイパイロット」を体感!|eKクロス/eKクロス スペース|

●藤トモこと藤島知子。テレビや雑誌などでおなじみのモータージャーナリスト。わかりやすい解説が信条で、driver誌のYouTube公式チャンネル「driver channel」でも絶賛活躍中!

最新軽自動車の安心・安全性能が驚くべき進化を遂げている。なかでも注目なのが、三菱の先進安全装備「マイパイロット」。どれだけスゴイ? 実走テストで確かめてみた!


使うのはあくまでも人だからこそ!


三菱が誇る最新軽自動車、eKクロスとeKクロス スペース。前者はハイトワゴン、後者はスーパーハイトワゴンとカテゴリーは異なるが、いずれも力強いデザインと質感の高い内装&使い勝手のよさで人気を博している。

ただ、それだけじゃ生きていけないのが群雄割拠の軽自動車市場。最新モデルには、優れた安心・安全性能が求められている。その点、今回の2台はまさにトップクラスの装備がおごられている。その代表がマイパイロットだ。



マイパイロットは、フロントカメラとミリ波レーダーを用いた先進安全技術。アダプティブクルーズコントロール(ACC)と車線維持支援機能(LKA)の2つの機能で高速道路での運転をアシストしてくれるありがたいアイテム。アクセルペダルから足を離していても先を行くクルマとの車間距離をキープしたり、ステアリングを制御して車線中央付近を走行する手助けをしてくれ、渋滞走行や長時間の巡航走行でのストレスを軽減する機能だ。

こういった機能は、使うまでの手順がシンプルじゃないと宝の持ち腐れになる可能性がある。その点、マイパイロットはステアリングに配置されたスイッチがわかりやすく、簡単に設定できるので安心感が高い。

操作が簡単。制御も自然で安心


早速、ACCを使ってみる。メーター内に「CRUISE」と表示され、自分で設定した速度も表示が大きく確認しやすい。加減速も唐突感が抑えられていて、先行車への追従もかなり自然。また、渋滞などで先行車に続いて停止した場合でも、停止後約3秒以内なら追従走行を継続。3秒を超えた場合でも停止を保持し、スタートの際はステアリングの「RES+」スイッチを押すかアクセルペダルを軽く踏めば追従走行を再開する、全車速ACCを装備。使う人のことを考えた、洗練度の高い制御だ。

さらにLKAに関しても、白線などを認識した際にメーター内のステアリングや白線が緑色に切り替わるなど、クルマ側がちゃんとメッセージを送ってくれる。と同時に、クルマは車線内中央付近をビシッと走行。多少のコーナーであればそのまま車線をキープしてくれるから、長距離ドライブがとても快適なのだ。

こういった快適装備に加えて、衝突被害軽減ブレーキや、駐車場などでの操作ミスをフォローしてくれる踏み間違い衝突防止アシストといった先進安全装備も網羅。eKクロス/eKクロス スペースなら、街なかでの走行から高速道路まで、あらゆるシーンで安心・安全なドライブを楽しめるだろう。

[アクティブセーフティが充実!]

①標識検知「TSR」
②前方衝突予測警報「PFCW」
③先行車発進通知「LCDN」
④衝突被害軽減ブレーキシステム「FCM」

事故を未然に防ぐさまざまな技術が搭載されているeKクロス/eKクロス スペース。なかでも、②は自車から見えにくい2台前のクルマの動きを検知し、減速が必要と判断した際には警報と画面表示でドライバーに注意を促すシステム。高級車におごられるような装備だ。また④は夜間でも検知能力の高いミリ波レーダーを採用している。

Point 1:全車速ACCの制御が自然!




フロントカメラとミリ波レーダーを使った巧みな制御がマイパイロットの自慢。先行車の加減速に併せて自車も自然にスピードコントロールするから、アクセルペダルとブレーキペダルの踏み変えが減ってストレス知らず。しかも、追従走行時に先行車を追い抜こうとウインカーを出すと設定速度内で加速し、先行車との車間距離を若干詰めることでスムーズな追い越しをアシストしてくれる機能まで! また電動パーキングブレーキもオートホールド機能付きだから、ブレーキペダルを踏まなくても停止保持してくれる。

Point 2:車線維持支援機能LKAで快適走行!




ステアリング上のマイパイロットのスイッチで簡単に作動させられるLKA。クルマが白線などを認識し、車線中央を維持しながら走行できるから便利で快適だ。また、作動時のメーター内表示は、他車に比べてもトップクラスのわかりやすさだ。

Point 3:踏み間違いを防止するから安心!




フロントカメラおよびフロント/リヤバンパーに搭載されたソナーが進行方向の車両や歩行者(※)、壁などの障害物を検知している状況で、踏み間違いなどの操作ミスによりアクセルペダルを素早く、強く踏み込んだ場合、警報ブザーと画面表示で注意喚起。さらにエンジン出力やブレーキ制御で急な加速を抑えて衝突被害の軽減をアシストする。サポカーSワイドに相当するからサポカー補助金も受けられる。※車両、歩行者検知は前進時のみ

eKクロスとeKクロス スペース、アナタに最適なのはどちら?

走行性能なら「eKクロス」!


eKクロス スペースよりも全高が120㎜低いから、走行安定性はやはり上。後席ドアはヒンジ式のため、車重は軽量だから走りは軽快そのもの。ターボのみならず、NAでもスイスイ走ってくれるのが美点である。



室内の広さなら「eKクロス スペース」!


全高の高さを生かした室内の広さが最大の特徴。後席ドアはスライドドアだから、アクセスのよさもこの上ない。子育て世代など、ファミリーならこの1台ですべてまかなえてしまうほど使い勝手がいいのだ!



〈まとめ=編集部 写真=山内潤也〉

ドライバーWeb編集部