2020/12/03 新車

マツダの売れ筋SUV「CX-5」が走行性能を向上。マツダコネクトも最新仕様に

マツダは2020年12月3日、クロスオーバーSUV「CX-5」の商品改良を実施し、全国のマツダ販売店で発売した。価格は267万8500〜375万1000円。
 
「CX-5」は、2012年の初代モデル発売以来、デザイン性や走りのよさなどが好評で、マツダのグローバル販売台数の4分の1を占める基幹モデル。2017年2月に2代目となる現行モデルに進化。現在、マツダの国内販売では約6割をSUVが占め、そのなかでも売れ筋モデルとなっている。

【画像ギャラリー】マツダがスポーティな世界観を表現した4つの「ブラックトーンエディション」

マツダ CX-5
 
今回の商品改良のおもなメニューは、走行性能および利便性の向上で、走る喜びのさらなる進化を図った。
 
まず走行性能についてだが、ディーゼルエンジン「スカイアクティブD 2.2」の最高出力を190馬力から200馬力に向上させた。これにより高速道路への合流や追い越し加速シーンでのよりパワフルな加速が得られるようになった。
また、アクセルペダルの操作力を最適化することで、ディーゼルターボの強力なトルクを高精度に制御することで、ドライバーは意のままにコントロールできるようになった。
 
6速AT搭載車(2.5Tを除く)では、エンジンとトランスミッションの制御をアップデートすることで、アクセル操作に対する応答性を高め、素早く加速したいシーンで、ドライバーの意図に応じた軽快な走りを実現する。
 
マツダ CX-5
 
快適装備では、センターディスプレイのサイズを拡大。従来の8インチに代えて、Lパッケージは10.25インチを搭載。ほかのグレードは8.8インチを採用。ハードウェアの処理能力を向上させるとともに全信号をデジタル化することで、起動時間の短縮や画質・音質、音声認識性能を高めるなど基本性能が向上した。さらにナビ機能では地図表示を見やすくしたほか、自車位置精度の向上、目的地検索機能などを進化、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応した。
また、全グレードに車載通信機を標準装備。コネクティッドサービスとスマートフォンアプリ「My Mazda(マイマツダ)」との連携による利便性の向上や、緊急通報サービスの提供などによって、24時間さまざまな場面でユーザーをサポートする。
ただし、マツダ3/CX-30/MX-30に搭載するマツダコネクトに比べ一部機能に制限がある。
 
このほか、100周年特別記念車に2.5Lガソリンエンジン搭載車の25Sを追加設定したほか、スポーティなイメージの専用加飾を施した特別仕様車「ブラックトーンエディション」を設定した。同「エクスクルーシブモード」、「シルクベージュセレクション」「スマートエディション」は継続設定。
 

[バリエーション&価格]

〈4WD・2.2Lディーゼルターボ〉
XD Lパッケージ:6速ATもしくは6速MT…375万1000円
XD プロアクティブ:6速ATもしくは6速MT…345万9500円
XD:6速AT…322万8500円
 
〈4WD・2.5Lガソリンターボ〉
25T Lパッケージ:6速AT…374万5500円
 
〈4WD・2.5Lガソリン〉
25S Lパッケージ:6速AT…343万2000円
25S プロアクティブ:6速AT…314万0500円
25S:6速AT…290万9500円
 
 
〈FF・2.2Lディーゼルターボ〉
XD Lパッケージ:6速ATもしくは6速AT…352万0000円
XD プロアクティブ:6速ATもしくは6速AT…322万8500円
XD:6速AT…299万7500円
 
〈FF・2.5Lガソリンターボ〉
25T Lパッケージ:6速AT…351万4500円
 
〈FF・2.5Lガソリン〉
25S Lパッケージ:6速AT…320万1000円
 
〈FF・2Lガソリン〉
20S プロアクティブ:6速AT…290万9500円
20S:6速AT…267万8500円

 
マツダ CX-5 
CX-5の詳細情報(マツダ公式ウェブサイト)
https://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/
 
 
〈ドライバーWeb編集部〉
 

マツダ
https://www.mazda.co.jp

ドライバーWeb編集部

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