2020/11/25 新車

スズキ新型ソリオ/ソリオ バンディット正式発表。トヨタ ルーミ対策バッチリか?


先進安全装備はどうなった?



安全面では、予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」の進化版を搭載。夜間の歩行者も検知するステレオカメラ方式の衝突被害軽減ブレーキをはじめ、誤発進抑制機能、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能とハイビームアシストが備わる。



アダプティブクルーズコントロール(ACC)も高速道路の渋滞時にも対応した、停止まで追従する全車速に進化した。ただし、電動パーキングブレーキ(EPB)ではないため停車保持はせず、停止状態は約2秒で解除されるのが残念だ。

また、視線の移動を抑えて運転に必要な情報を見やすく表示するカラーヘッドアップディスプレイ(HUD)を、スズキの小型車で初採用(ソリオGとハイブリッドMXを除く)。



使いやすさと快適性も進化。パワースライドドアに予約ロック機能を追加したほか、USB電源ソケットをインパネ中央に2個設置。スペーシアではおなじみのスリムサーキュレーターが採用されたことも新型のトピックだ。



インパネドリンクホルダーは、紙パックや細い缶も安定して置けるよう底部の形状を改良。運転席側は、先代よりペットボトル約1本分、ドライバーに近づけ配置し、荷室側面にあったアクセサリーソケットを、新型は後席の右側面に移動した。



飛び道具よりも、ユーザーに寄り添うカタチで着実な進化を遂げた新型ソリオ/ソリオ バンディット。売れに売れているトヨタ ルーミに対してどんな戦いを見せるのか。発売後の動向が楽しみである。

〈文=ドライバーWeb編集部〉

ドライバーWeb編集部

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